こんにちは、枝と申します。
2023年もいよいよ後半になりまして、季節は少しずつ冬へと歩みを寄せておりますね。夜は風が冷たく、こうなってくると鍋でも食べたいなと思うのが庶民的な季節感だと言えましょう。
という訳で今回は、江東区森下にあります老舗店「桜なべ みの家本店」で桜鍋を食べてきました。
目次
桜のかわいい看板が目印
「桜なべ みの家本店」は森下駅から大通りを歩いているとすぐに見当たります。
かわいらしい桜の看板が目印ですよ。
店内にも桜の意匠があちこちに凝らされておりますので、目を凝らして観察しておきましょう。
甘辛激ウマ桜なべ
では早速、みの家の名物である「桜鍋」についてお話していきます。
桜鍋とは、甘辛い割り下に味噌を溶かし、そこに馬肉(もも、ロース、ヒレから選べる)、ネギ、お麩、糸こんにゃく等を入れて食べる料理。味付けはかなりすき焼きに近い感じですね。
薄い銅の鍋を直火で熱するので、馬肉には一瞬で火が入ります。
すき焼きっぽいと表現しましたが、実際にはしゃぶしゃぶくらいの感じでしか火を入れていません。
サッと火を入れ、まだほんのりと赤みが残った馬肉を頂きます。
今回はロースとヒレを注文したのですが、どちらも肉質は非常に柔らかく、赤身だから硬いなんてことは一切ありません。
割り下と味噌の織りなす甘辛い庶民的な味、そして噛めば噛むほど出てくる馬肉の上品な旨味が非常にうまい!!!
ネギやお麩にも一瞬で味が染み込むので、鍋が煮えるのを待つ時間はほとんど存在しません。
煮詰まりそうだな~と思ったら、横にあるお水とお醤油で適宜味の調整をしましょうね。
命ある限り食べ続けよ、馬肉を。
最後にご飯を追加で貰い、おじやにして食べることもできました。
少し焦がすようにご飯を広げると、お味噌の香ばしい香りがして非常に美味しいです。七味唐辛子をかけて食べるとより最高。
最初に入れていた馬脂もここで一緒に食べたのですが、お腹いっぱいの状態で食べても重くなかったのでビックリでしたね。
下手な牛脂だと食べただけで胸がいっぱいになりますからね、胸焼け的なアレで。
サイドメニューもCOOL
名物の桜鍋だけでも相当prettyなのですが、みの家はその他サイドメニューも中々に充実しております。
その一つがこちらの馬刺し。
余分な脂を感じることのない、それでいてクセのないこの肉質は、やはり馬特有のものですね。何枚食べても飽きがこないので、ついつい食べ過ぎてしまいそうになります。
メニューの中でひときわ輝いていた出汁巻きも、これまた非常に美味しい物でした。
甘辛い鍋とは全く方向性の違うほっこりとした味に日本酒が進みます。
おわりに
という訳で今回は、森下にあります「桜なべ みの家本店」で桜鍋を食べてきた話でした。
下町情緒を感じる雰囲気も素敵でしたし(京都のすき焼きキムラに似てる)、何よりも美味しい馬肉をたくさん食べられる素敵なお店でした。
東京で馬肉を食べたくなった方は是非訪れてみてくださいね。