新宿「くるくるわんこ」で超・煽られながら己の限界に挑む【わんこそば】

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枝と申します。

早速ですが皆さんはわんこそばというアクティビティを経験したことがおありでしょうか。

わんこそば、それは「たくさんのおそばを食べる☆」というシンプルかつ意味不明なおバカアクティビティの一つであり、人生で一度はやってみたいと考えている方も多いと思います。

そんな一方で、そのおバカさゆえになかなか自分で行こうとはまではならないのも事実ですよね。

という訳で

 

今回は、新宿「くるくるわんこ」でわんこそばに挑み、己の限界を試してきました

わんこそばへ挑むための準備

噂に聞きしわんこそばへ挑むにあたって、行うのは入念な準備からです。

……とはいえ、一週間前から走り込みをするだとかそういう規模感での準備はしたくないので、お祈りレベルの悪あがき(付け焼き刃の無限の剣製)だけしておきました。

最近買った最新鋭のステッパーで朝から約1.5km歩き、わんこそばを行う1時間前くらいにR-1で糖分を摂取し、34度という高い気温の中、最寄り駅や会場までは歩いて向かいます。

この中のどれがどんな影響を与えたのかはさっぱりわかりませんが、とにかくかなり久々に大会前みたいなテンションになることができました。

アミューズメント施設「くるくるわんこ」

今回の戦場となりますのは、新宿歌舞伎町にあります「くるくるわんこ」というお店です。

回転寿司のように回ってくるそばを自分で手に取って行う、セルフ式の新感覚わんこそばを提供しているお店で、カジュアルにわんこそばを楽しむ=己の限界へ挑むことができます。

入店したら券売機で料金を払い、必要であれば飲み物や薬味なども同じタイミングで購入しておきましょう。

くるくるわんこで闘いを共にする初期装備はつゆ、しょうが、わさび、ネギの4種類。これらと共にそばとの死闘を繰り広げていきます。1ロット10人ごとによーいドンで40分間のわんこそばが開始するのですが、細かいルールを覚えずとも店内にゲームマスターがいらっしゃるので、その方の指示に沿っていれば大丈夫です。

人生初のわんこそば、そしてその感想

さて、ここからは人生初のわんこそばとの闘いについて書き記していきます。

まず実際にわんこそばを体験して学んだことが、お腹いっぱいでのリタイアというよりかは「そばを食べる」という行為への拒否感が原因で食べ進められなくなるという事です。お腹が膨れてもう食べられない~になるのかと思いきや、90杯を超えたあたりで一気に飲み込むのが辛くなったんですよね。咀嚼はできるのに飲み込むのに時間がかかるようになるんです。

「これがそばの味への飽きなのだろう」と思い、備え付けの薬味などを使う訳ですが、どうあがいても口の中に残るのはそばであり、嚥下の工程に薬味は関与してくれないんですよね。この「飲み込む」という部分が個人的に一番キツかったところです。

次に、そばを食べるペースに関してですが、開始20分くらいで80杯に到達できました。ややゆっくりと思われるペースでこんなもんだったので、食べるのが早い人はもっと少ない時間でそばの杯数を稼げると思います。ちなみに、そばの杯数は自分で数えなくても店員さんが数えてくれるので、私はとにかく食べることに集中できました。

そんな私の最終結果は136杯

くるくるわんこにおける男性平均は140杯との事なので少し平均には及ばなかった形となりますが、中央値ではなく平均値なのであまり気にしないで良いと思います。というか気にしたくないです。

「くるくるわんこ」100杯攻略のコツについて

蓋付きのお椀「フォーチュンわんこ」。薬味か大量のそばが入っており、後者は「罰」である。

ここからは後に生まれるであろうくるくるわんこ走者へのアドバイスです。これらを事前に意識していれば100杯という壁は乗り越えられる事でしょう。それ以降は知りません、勝手にやってください。

まずは動作の最適化を行いましょう。左手で取り皿的なお椀(画像内にある赤いお椀)を持ち続けたい関係上、箸を持ったままの利き手で流れてくるそばを手に取り、自分のお椀へ投げ込むという動作を身体に染み込ませるのがナイスです。また、そばには少し水がかかっており、手持ちのつゆが少しずつ薄まってくるので、「どこまでつゆが薄まったら捨てるか」という基準を設定するのもわんこそばを走る上で重要なポイントの一つですね。

次に、最初から目利きをするべきです。そばには上振れと下振れ、つまり一杯当たりの量が多いものと少ないものがあります。一見小さな差でも100杯以上食べればかなりの差になってくるので、最初から量が少なめの物を狙い撃ちするようにしましょう。制限時間の40分は意外と持て余すくらいの長さがあるので、時間についてはそれほど気にしなくて大丈夫です。

最後は、店員さんの煽りに自分のペースを乱されないことです。ゲームマスターの店員さんはとにかく店内での対立煽りをするのが大好きなようで、

「そこの女性のお客さんに負けてますよ~!」
「このままじゃ平均以下ですよ~!」
「ペース落ちてますよ~!」
「小学生以下の胃袋なんですね~!」

など、かなり心が温まる言葉をしきりに投げかけてきます。これらの煽りに乗ってしまうと、先ほど言った目利きもロクに出来ず、自分のペースをつかむことも出来ず、結果雑魚との誹りを受けることになりかねません。

わんこそばは己との闘いである」ということを常に忘れぬようお気を付けください。

おみやげとか

  • 初回で貰える挑戦状
  • 100杯記念のワッペン
  • ステッカー
  • 折り畳み傘

くるくるわんこは闘いの場であると同時にアミューズメントな施設でもあります。激戦を制した暁にはたくさんのお土産を頂けることでしょう。

中でもステッカーと折り畳み傘は、くるくるわんこ2周年イベントに伴ったくじで入手できたものです。50杯で1回引けるというかなり重ためのくじですが、なんか色々なノベルティが貰えるようなので50杯という区切りを目指す目標にはちょうど良いかもしれませんね。

おわりに

という訳で今回は、新宿「くるくるわんこ」でわんこそばに挑み、己の限界を試してきた回でした。

人生で1回やれば十分なコンテンツだなという思いもありつつ、次は絶対にもっとやれるはずだという思いもありつつ。わんこそばが人を惹きつける理由が分かった気がします。

皆さんも新宿にお立ち寄りの際は、是非くるくるわんこでリミットブレイクに挑戦してみてください。

私は当分大丈夫です。

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