皆さんこんにちは、枝と申します。
一般論として名古屋には意味不明なグルメが多い(開幕10割)と言われていますが、その中でも特に意味不明なのが喫茶マウンテンで食べられる甘口抹茶小倉スパです。
テレビでも度々紹介されており、毎度見るたびに「意味不明だ……」と思っていたのですが、ついに実食する機会が訪れましたので食べに行ってきました。
目次
喫茶マウンテンに行くぞ!!
喫茶マウンテンは名古屋駅から電車を乗り継ぎ、30分ほどの場所に位置します。
普通に名古屋の美味しい物RTAを行うのであれば名古屋駅についた瞬間地下に潜れば完走なので、わざわざここに来るのは相当のケツイが必要とされるでしょう。
最寄り駅であるいりなか駅を降りたら、ゴリゴリの住宅街を進んで喫茶マウンテンまで徒歩(カチ)で向かいます。この日はただでさえ寒かったうえ雨も降っており、まさに絶好の散歩日和でしたね♪
巧妙に配置されたトラックによってかなり見えにくくなっていましたが、一生懸命歩いていればその内大きな看板が見えてきますよ。
これね。
喫茶マウンテンのメニュー量
そんな喫茶マウンテンは甘口小倉抹茶スパをはじめとした変なパスタで有名ですが、シンプルにたくさんのフードメニューがあることでも有名です。
ファミレスを遥かに超えて豊富なメニューにはきちんと美味しそうなものたくさんありますので、普通にご飯を食べに来ている人も多くいましたね。
かくいう私も過去には普通のご飯を食べました。
これはほうれん草と鮭のクリームスパみたいなやつだったと思います。
量も多いし食べ応えは抜群でしたね。
邂逅、甘口小倉抹茶スパ。
しかし、今回の目的はあくまでも甘口小倉抹茶スパ。
運ばれてきたパスタの異様なビジュアルに気圧されないように頑張りましょう。
あと、近くで変なパスタを頼んでいる人がいると「お前もか……」という仲間意識が勝手に芽生えるので、知らない人と魂レベルの繋がりが欲しい人は喫茶マウンテンで変なパスタを頼むと良いでしょう。
そんな甘口小倉抹茶スパのお味ですが、まず口に運ぶ際いったん脳が拒否します。
というのは、周りで美味しそうなミートソースやカレーの匂いがするのに、口に入ってくるのは甘みを帯びた抹茶のパスタだからです。
また、立ち上ってくる生暖かい甘い香りは脳がエラーを起こすのに十分な威力であり、まずこのフェーズをクリアできないと完食するのは不可能でしょう。
そんなパスタは砂糖がしっかりと入った抹茶の味がします。
この抹茶味自体にはマズい要素無いんですけど、これがアルデンテ気味の太いパスタと絡んだときに良くない化学反応が起こる訳ですね。
私も22年生きてきましたが「甘みを帯びた抹茶味の太麺を温かい状態で啜る」などという経験は今回が初めてなので、一口食べるたびに身体が情報の整理を必要とします。
噛み締めている間はまぁなんてことないんですが、とにかく啜る、口に運ぶという動作に相当の勇気と覚悟が必要なんですよね。
油断しているとクリームが溶けてどんどん重くなっていく為、短期決戦が必要なのも覚えておくべきでしょう。
おわりに
という訳で今回は、喫茶マウンテンで「甘口小倉抹茶スパ」を食べてみた話でした。
なんとか完食(登頂)することはできましたが、二回目を注文したり人にオススメしたりはできないシロモノだったのは間違いありません。
名古屋で相当暇しており、ケツイがキマっている人は挑戦してみましょう。