枝と申します。
早速ですが皆さん、全タルコフプレイヤーを悩ませるものって何だと思いますか?
SCAVの理不尽ヘッショでしょうか?
奮発した装備の時だけ訪れるクソ湧き雑魚死でしょうか?
美味いレイドの時だけ起こるコネロス落ちでしょうか?
──いいえ。
タルコフプレイヤーを悩ませる諸悪の根源、それはスタッシュの整理に他なりません。
闇堕ち勢(最上位エディションを買っている人々)からすればそうでもありませんが、スタンダードエディションでせこせことプレイしている人々にとってスタッシュの狭さは正に致命的。
ともすればレイドから帰ってくるたびにアイテム整理という名のテトリスを行う必要があり、その時間効率の悪さは想像を遥かに超える物となってしまいます。
という訳で今回は、そんなスタッシュを劇的ビフォーアフターする為に必須のケース(コンテナ)類について、所感を交えつつ紹介していこうと思います。
目次
ラッキースカブジャンクボックス
タルコフのアイドルにして通称ゴミ箱、ラッキースカブジャンクボックスです。
4×4マスの体に196マスものバーターアイテムを保管しておけるこのゲーム最重要のケースで、スタンダードエディションのスタートダッシュは最初からスタッシュに入っているM4やらを売りさばき、これを買う事から始まると言って良いでしょう(個人の見解)。
今季が初めてのワイプです!という初心者の方もとりあえず2箱は購入しておくと後々安心です。
入手方法はセラピストからの購入が一番手軽で、だいたい110万ルーブルくらい。ファクトリーを15回くらいダッシュすれば目標金額はほぼ手に入るはずです。
アモケース
各種武器の弾を保管しておけるアモケース。
購入数に制限のある弾を買い置きしておいたり、その辺で拾った使える弾を貯蔵しておくのに使います。
SCAVでMP-18を持って生まれた場合の7.62BT弾や、SKSを持って生まれた場合の7.62PS弾、その辺で拾ったAK用の5.45PP弾なんかは保管しておくと序盤にも役立つことでしょう。
交換の素材はテルミットと緑ガンパウダーを2個づつと少しダルめ。
とっととフリーマーケットを解放して材料を買うか、ひたすらゴシャン裏やライトハウスの工事現場をマラソンしましょう。
ドキュメントケース
各種の鍵や紙でできた物(紙幣とか本とか)、情報記憶媒体(SSDとかUSBとか)や薄っぺらい物(ピックとかビットコインとか)などなど、割と何でも入ってしまう箱型汎用携行ケースがこのドキュメントケースです。
ショアラインのリゾートやカスタムの寮へ行く場合はこのケースに鍵をわんさか詰め込み、部屋という部屋を荒らして回るのがCHADなムーブ。
いくらかのお金を忍ばせておけば車でサヨナラをキメてカルマを稼ぎつつ素早く撤退する、なんてことも出来てしまいますね。
また、「鍵は拾ったらとりあえず保管しておくべきである」というゲームの性質上スタッシュ内でこのケースが果たす役割も非常に大きく、一家に5個6個あっても困ることはありません。何ならお金を入れておく為だけに買っても十分に役立ちますね。
交換に必要なのはライオン1個、猫1個、馬4個。だいたいフリマ価格でライオンが15万、猫が4万、馬4個が8万くらいなので30万もあれば買える計算になります。
序盤でライオンさんを持って帰ってこれた日には是非とも交換しておきたい一品です。
キーツール
たった1マスに16個の鍵を持っていけるのがこのキーツール。マーケット価格は現在100万ルーブルほどと非常に高級なアイテムです。
どうしてもポーチに空きを作っておきたい場合にはオススメ──なのですが、拾った書類系のアイテムを入れれたりお金を入れれたりという関係でどうしてもドキュメントケースの方が便利な為、あまりレイドに持っていくことはありません。
ドッグタグケース
ドッグタグケースは1マスに100人の魂をため込んでおけるケース。
拾ったドッグタグは基本的にアイテムとの交換に使います。
でけぇバッグや後述するでけぇケースの交換に使えるので、自分で倒したかはさておき拾える物は拾って保管しておきましょうね。
マガジンケース
マガジンケースは文字通りマガジンを保管しておくケースです。
タルコフというゲームは御多分に洩れずマガジンもピンからキリまである訳ですが、中でも60連、75連と言った多弾マガジンはめちゃくちゃ高い値段で取引されています。
このケースはそういった自分で買うと高いマガジンを保管しておくのに便利ですね。
またこのケースはハイドアウトの洗面所で製作可能な為、材料が余っているのであればいくつか作っておくのもアリです。
グレネードケース
グレネードを入れることが出来ます。
グレポンの弾も入ります。
洗面所で作れます。
おわり。
サーモバッグ
イェーガーのクソタスクを頑張って進める理由の一つがこのサーモバッグという存在。
これは食料品を入れることが出来る貴重なアイテムです。
タルコフではコーラやsquashといった一部の食料品がめちゃくちゃ高値で取引される為、そういったアイテムを保管しておくのにもこのケースは必須と言えますね。
核戦争に備えられるくらいの食料品をスタッシュに貯め込んでおきましょう。
余談ですが、このクーラーバッグのモデルになっている商品にはラジエーターが付いており、保冷バッグと言っても電気の力で中身を冷やす移動型の冷蔵庫とも言えるような仕組みになっているようです。
なお日本では未発売。
メディシンケース
サレワ、グリズリー、CMS、サバイバルキット……
地味にスペースを取るクセになんぼあっても良い医療品を保管しておける貴重なケースがメディシンケースです。
上に挙げた回復アイテムだけでなく注射器なんかも保管しておけるので、タフなレイドを繰り返すPVPマンにはまさにオアシスのような存在と言えるでしょう。
アイテムケース
森羅万象の入れたいものを全て放り込めるスタッシュの中のスタッシュとも言える存在、それがアイテムケースです。
交換での入手も現金での入手もかなりのコストを要しますが、アーマーやリグと言った装備品を圧縮保管しておけることからも入手の優先順位は非常に高いのが特徴。
ユーロで買うよりもMeds+顕微鏡で買う方が幾分か安いので参考にしてください。
なお、上位互換のTHICCアイテムケースは入手までの道のりがかな~~~り長いので、当分はこれにお世話になっておきましょう。
ちなみに自分はアイテムケースに入れたリグに武器のパーツを入れて圧縮を行っています。主婦の収納術で差を付けろ。
ウェポンケース
ゴッテゴテの見た目をした横長の箱がウェポンケース。見た目は横長のはずなのに開くと何故か縦長なのはタルコフ七百不思議の一つですね。
このケースには武器や武器パーツを放り込んでおけるので、マーケットで買うと高いサプレッサー系のアイテムや倍率サイト、その辺で拾った高い武器(黒MDRとか)なんかを取っておくのに便利です。
敵から拾ったリッチでクールな武器を飾っておくのもまた一つの使い道かもしれません。
インジェクターケース
前期から追加されたのにも関わらず余りの便利さに16→9マスへとナーフされたアイテム、それがインジェクターケースです。
「1マスの中に9個注射器を入れられる」というただそれだけのアイテムなのですが、このゲームにおける注射というアイテムは上手く使いこなせるとめちゃくちゃに強い上、拾った注射をケースに放り込んで持って帰れば店売りしてもマス単価が2万は固い事から、持っていくのにヨシ、持って帰るのにヨシという攻守に優れたアイテムとして人気を博しています。
注射漬けになるかどうかはプレイスタイル次第ですが、あって困ることは絶対に無いという便利アイテムであることは明らかですね。
おわりに
という訳で今回は、狭いスタッシュを広々とさせるために重要なアイテムのケース(コンテナ)類について紹介しました。
ここで紹介していないものはそんなに実用性が無い物か、エンドゲームになってからしか手に入らないようなものです。
そのレベルに到達している人にはこの記事は必要ないと思うのでなんか自分で良い感じにしておいてください。
私はゴミ箱の中身をフリマに流す作業に戻ります。
それではさようなら。