そのプロレス芸、ほんとにプロレスになってる?

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Vtuberを含めた配信者が持つ芸風の一つに「プロレス芸」というものがある。

これは要するに配信者とリスナーによる強めの言葉のやり取りである。きのこ派かたけのこ派かという極めてどうでもいい話題で論争をしてみたりといったアレはまさにプロレス芸の筆頭。配信者の語彙力と機転が試されるので配信が盛り上がりやすく、とても良いフォーマットであるように思う。

しかし、数年前は上手くいっていたプロレス芸も、ここ最近はどうも上手くいっていないところが多い印象を受けるのだ。

配信者「きのこは神」

リスナーA「たけのこの方が神」
リスナーB「きのこ派は意味不明」
リスナーC「きのこ派はゴミ」←行き過ぎた攻撃的なコメント

なんか上手くいってない雑な例

プロレス芸をするにあたって求められるのは、

・配信者が提供する分かりやすいツッコミどころ
・リスナーが提供するちょうどいいツッコミ

の二要素なのだが、どうもリスナーがこの「ツッコミ」を勘違いしている節があるのだ。ここでこういうツッコミを入れれば面白いだろう、という事を考えられる人が築き上げてきたフォーマットを見て、そういったTPOを考えられない人が単なる誹謗中傷にすぎないコメントをツッコミだと勘違いして投稿していることが原因の一つに考えられる。

また、そういう行き過ぎたコメントに対して配信者が苦言を呈することもある訳だが、叱られているリスナーに対して関係のないリスナーが説教をしている構図もまた地獄である。行き過ぎたコメントを叱るのはあくまでも配信者本人であるべきだし、それは配信者とそのリスナーの 1 on 1 であるべきだ。それなのに、何故だか自分がさも正義側の人間であるかのように勘違いした有象無象のリスナーが、寄ってたかってそのコメントに対して強い言葉を投げかける、そんな光景が色んなところで見られるようになっている。

余りにも強いコメントを使う人間を見たら、配信者がそっとブロックなりタイムアウトなりをするだろうし、リスナーがするべきことというのは「無視」一択なのは明確な話であるが、"荒らしはスルー" の文化を知らないインターネット若人(わかんちゅ)は、つい喧嘩腰になってしまうのだろう。

いくらあなたがその配信者を長い期間応援していたとしても、所詮あなたは配信者からすると知らない他人であり、なんなら敬語をも使うべき間柄であるという事はゆめゆめ忘れるなかれ。

また、配信で面白いツッコミを言えるリスナーというのは「面白い事言うぞ~」などといった事を考えていない人間なので、少しでも努力を要するならそれはもう面白くないに寄っている事を自覚しような。インターネットの人間達よ。

あと、きのこたけのこより普通にブルボン濃厚チョコブラウニーの方が美味しいからw

-日記的な

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