枝と申します。
早速ですが、春と言えばやはり別れの季節ですよね。皆さんの周りにも新しい道を歩み始めるという方は数多くいらっしゃるのでは無いでしょうか?少なくとも私の周りにはめちゃくちゃいます。
期待と不安の入り混じる新生活。そこで良いスタートを切るためにも、3月の間に卒業旅行へ行くなんてのはよくある話です。
という訳で厳しい冬の寒さも落ち着いてきた3月26日、私と新社会人になる先輩2人で日本三景の一つである天橋立に行きました。
今回はそのお話を書いていこうと思います。
目次
集合は早い
集合は朝7時50分の大阪駅。
前日は半分徹夜でこのクソ記事を仕上げていたので完全に寝不足です。
3月も下旬とはいえまだ少し冬の残り香がしましたね。こうした冬の早朝のしんとした空気は好きです。でも寒いのは嫌いなので最終集計は-5000くらい。
無事に集合できましたので、大阪駅から徒歩圏内にあるレンタカー屋さんで車を借り、天橋立へ向けて出発します。なお私は車の免許を持っていないので車の運転は全て先輩頼り。
新社会人すごーい^^
途中寄ったPAにはパチモンのわんわんみたいな看板があって車内は大盛り上がりしました。
普段市内に住んでいるので忘れてしまいそうになる田舎の風景もここでバッチリ補給。一面のクソミドリを楽しみました。
到着、天橋立。
車を走らせる事約2時間で我々は天橋立に到着。
これは記念に撮影した「RPGゲームの序盤にあって凄い意味深だけど一切ゲームに関与しないオブジェクトみたいな何か」です。
なにこれ?
天橋立周辺は観光客向けの飲食店やお土産屋さんが立ち並ぶのですが、これがどれもこぢんまりとしていて非常に風情があります。適度に寂れた感じ。
このレンタサイクルのお店なんかもフォントの古さが何とも言えない情緒を生み出していますよね。
食べ物は多い
時計の針は12時を指しておりましたので、とりあえず見かけた「橋立大丸」というお店でご飯を食べることに。大丸と名前は付きますが1階にシャネルとかはありませんでした。
食前には「ピンと餅」という聞いたことのないお菓子が出てきました。どうやら天橋立名物らしいです。
これがそこで食べた海鮮丼。海鮮を乗せた丼の味がして美味しかったです。
食事中は「syamuの対馬編集は後世に語り継ぐべき技術」といった深い議論を交わし、非常に有意義な時間を過ごせました。
せっかくなので同じように名物らしい「智恵の餅」というのも食べてみました。あんこの絡んだ白玉みたいな感じの舌触りでとっても美味しかったですよ。
ちなみにこれを食べれば頭が良くなると聞いた我々は「有り金全部使って餅買いまくったら天才になれるなwww」という非常に高度な会話を繰り広げました。
元が0なら何をかけても0という分かりやすい例ですね。
智恩寺 文殊堂
そんな智恵の餅を買った場所のすぐ近くにあるのが智恩寺 文殊堂。ここでは知恵の神様である文殊菩薩を祀っているそうです。
ここで私の目を引いたのはこれ。
この吊り下げられている扇子は全ておみくじなんです。見た目にもかわいいですしセンスいいですよね!
あとは近くに「知恵の輪」とかいうダイソンの羽根無し扇風機みたいなオブジェもありました。なんなんですかねこれ。
風情ある風景
すっかり観光客気分もノってきた我々は我々は、1週間後には忘れてそうなご当地キャラクター「あまぼっくり」や、
明智光秀のレンタサイクルといった風情ある品々を眺めつつ、天橋立の海水浴場へと歩を進めます。
そして辿り着いた天橋立海水浴場。
これはそこから撮った海の写真なんですが、やはり一目でわかるのは驚くべき程の透明度ですね。
日本海は総じて海がきれいと聞いていましたが、まさかここまでとは。
久々に見る海で、ついうっかり私も童心を取り戻してしまいました。
これもそこで撮影したものです。
天橋立を見下ろしたい
日本海の美しさに満足した我々が次に望むのは、天橋立を高い場所から一望すること。山の上にあります「飛龍観展望 天橋立ビューランド」へと向かいます。
名前がめちゃくちゃカッコいいですよね。
向かう途中では一両編成の凄いカッコいい電車を間近で見たりもしました。
過去一乗寺で乗った課金スキンの電車もカッコよかったですし、ちょっと寂れた観光地の電車はカッコいいという法則でもあるのでしょうかね。
リフトで登頂
天橋立ビューランドの入場ゲートは、頂上へ向かうリフト・モノレールの乗り場でもあります。天橋立を見下ろしたいという方はここで入場料を支払い、高い山を登っていきましょう。
なお登りにはリフトを使ったんですが、このリフトが割とマジで洒落にならないくらい高いです。
落ちたらケガするくらいには高かったので流石にここではおとなしくしていましたね。命が惜しいので。
飛龍観展望 天橋立ビューランド
ここが飛龍観展望 天橋立ビューランドです。
名前の強さと写真の関係でFF14のIDみたいになってしまいましたが、まぁいいでしょう。
ここは天橋立を一望できると同時に、少なからず用意された施設で遊ぶこともできるという何とも素晴らしい場所なんですね。
ちなみにこれは円形闘技場に監禁され誰かが死ぬまで戦う事を強いられているアンパンマン・ドキンちゃん・きかんしゃトーマスの写真です。
しかも季節がちょうどよかったので頂上では桜を見ることもできました。美味しい空気に綺麗な桜。何も言うことありませんね。
名古屋にもありましたけどバカの作った自販機はここにもありました。
天橋立、凄い。
そんな頂上からの景色は素晴らしいの一言に尽きましたね。
広い日本海を一望しつつ、黒松の生い茂る天橋立が対岸に続いているのを目視する。
しかも天橋立は自然に生み出された地形というのが何よりも凄い話ですよね。
なお先ほどの写真はこの回廊から撮った写真なんですが、この日は風が強すぎて回廊が揺れまくりめちゃくちゃ怖かったです。
おあつらえ向きのソファなんかもありましたよ。
山から下りる際はモノレールを使いました。
周辺の街並みと天橋立、そして日本海が一度に視界に入り「旅行に来たんだなぁ」という凄まじく浅い物思いにふけることができましたね。
おまけに伊根へ。
時間に余裕のあった我々が次に向かったのは、舟屋で有名な伊根と言う街。
ここでは海と共に暮らす人々の生活を覗き見ることができました。
めちゃくちゃ鳥に襲われてる船も見ることができましたしとっても楽しかったです。
おわりに
という訳で今回は春の天橋立に行った話でした。
見どころがたくさんあるにもかかわらず、都会の忙しない空気から離れられる非常に素晴らしい場所でしたよ。
日本海に行きたくなった時、そして円形闘技場に囚われたアンパンマン達を見たくなった時は是非行ってみてくださいね。
それでは。