枝と申します。
「ギターを買いたい!けど皆が持ってないようなギターがいい!」
という考えをお持ちの方は多くいらっしゃると思います。例えば私。今回はそんなあなたに割とマイナー、あるいは他の人と被らない(被りにくい)ギターメーカーをご紹介しようと思います。
以下は楽器屋さんでよく見かけるメーカーかつあまり持っている人を見ないギター、ということを念頭に私の独断と偏見で選んでいますのでご注意を。
目次
Washburn
ワッシュバーン (Washburn Guitars) は、エレクトリックギターなどを製造するアメリカの楽器メーカー。1883年にイリノイ州シカゴに創設された。ポール・スタンレーやヌーノ・ベッテンコートなどが使用していることで有名。
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画像のWashburn N4は私の持っているギターです。
メタルやロック向けのパワフルなギターラインナップを中心にアコースティックギターも取り扱っているメーカーです。 海外メーカーという事もあり取扱店舗が少ないのが難点ですがヤフオクやメルカリ、ネットでの通販などを利用すれば問題無し。個人的におススメのメーカーです。
値段も3万円台のエントリーモデルから40万円を超えるいわゆるハイエンドまで網羅しており選択肢が多いです。
Rickenbacker
リッケンバッカー(リッケンバッカー・インターナショナル・コーポレーション、Rickenbacker International Corporation、RIC社)はアメリカ合衆国の楽器メーカー。主にエレクトリックギターを主力製品として、アコースティックギターや弦、ストラップなどを製造している。
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リッケンバッカー(Rickenbacker)はビートルズも愛用していたことで知られるギターメーカーで、ギター、ベースともにほかのメーカーの楽器では出すことのできない特徴的なサウンドを持っています。逆をいえばその特徴的なサウンドゆえに音作りの勉強が必要といえるかもしれません。
値段は中古でも15万円ほどと少し強気なところが多いです。
ZEMAITIS
ZEMAITIS(ゼマティス または ゼマイティス)は、トニー・ゼマティス(Tony Zemaitis, 1935年〜2002年8月17日)が1955年[1]当時、友人が所有するギターを観察し独自のデザインなどを取り入れながら作られたギターから始まる、イギリスで誕生した楽器ブランド。
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ゼマイティスはその美しいエングレイブで有名なハイエンドギターメーカーです。一本のギターで様々なトーンを切り替えることができ、クリーンでもディストーションでも芯のある美味しいサウンドを引き出すことができます。気になった方は試奏動画がyoutubeに多く上がっていますので一度検索してみてはいかがでしょう。
値段はかなり高めで10万ほどで買えるモデルから60万円を超えるものまで。
dragonfly
dragonflyは株式会社ハリーズエンジニアリングが経営するギターブランドです。wikiが無いという事はまだまだマイナーなメーカーであると言えるかもしれません。
こちらの会社も多様なギターシリーズを販売していますが、特に目を引くのは「 BORDER 666 」シリーズです。通常のロングスケールよりさらに長い666mmというネックの長さで弦のテンションを稼ぐ事により、1046という一般的なゲージの弦でもダウンチューニングが可能になっているそう。ダウンチューニング用ギターとして最大限の実力を発揮しますね。
値段は30~40万円台とお高いですがその実力とユニークさは他の追随を許しません。
Saito Guitars
SAITO GUITARSは日本のオリジナルギターブランドで、徐々にギター界隈で有名になりつつあります。有名になった理由としてはSAITO GUITARSの誇る「SAITONE(サイトーン)」という手巻きピックアップの良さとオーダーメイドしても20~30万円台というそのリーズナブルさによるものだと思います。ピックアップに関しては強めの歪みを加えてもコードの分離感が損なわれない感じですね。 新進気鋭のギターとして大いにお勧めできます。
Sago
Sagoは兵庫県尼崎市のギターメーカー。オーソドックスなボディシェイプのギターのみならず、数多くのオリジナリティーあふれるギターも製造しています。大きな工場で機械的に増産したギターではなく、一本一本丁寧に人の手で組み立てているギターなので痒い所に手が届くような満足度の高いギターです。
その楽器の完成度ゆえにSagoを愛用しているアーティストは数多く、spitzの草野マサムネやポルノグラフィティの新藤晴一、UNISON SQUARE GARDENの田淵智也など枚挙に暇がありません。公式サイトより。
Sagoのギターは基本的にセミオーダーでの受付となっており、約30万円からのスタートとなっています。
Steinberger
スタインバーガー(Steinberger Sound Corporation)は、アメリカ合衆国のテネシー州ナッシュビルにある楽器メーカーである。
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スタインバーガー(Steinberger)は一目見ただけでも他のギターと違う事を理解できるギターです。ヘッドが無くボディが四角いというデザインは見た目のインパクトだけでなく持ち運びの便利さやステージ上での取り回しのしやすさなど様々なアドバンテージを生み出します。ヘッドレスゆえにチューニングが狂いづらいという事もあり、実用性もピカイチ。
古いスタインバーガーはプレミア価格で40万円以上するものも多いですが、Steinberger Spirit GT-Proというエントリーモデルは4万円ほどで手に入れることができます。
Mosrite
モズライト(Mosrite)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ベーカーズフィールドに本拠を置いていたギター・楽器メーカー。1950年代前半に元リッケンバッカーの社員であったセミー・モズレーによって創設され、幾度の倒産を経ながらも1994年前半まで存続していた。
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モズライトは遠くから一目で見ても「あ、モズライトだ」と分かるほどの特徴的なボディシェイプのギターです。ボディシェイプだけでなく音色もかなり独特。パリパリとした時代を感じる音が鳴ります(個人の感想です)。また、ゴリッゴリに歪ませるギターというよりはほぼクリーントーンで演奏するギターという印象ですね(個人の感想です)。
強烈な個性ゆえに使いこなすのは難しいかもしれませんが、持っている人はかなり少ないと思います。値段は15万~30万ほどのお店が多い印象。
終わりに
私はギターを選ぶのに重要な要素の一つが見た目だと思っています。なので皆様にはレスポールやストラトなどの王道ギターだけでなく、様々な会社のギターを見てお気に入りの一本を見つけていただきたいなと思います。