剣持刀也の隠れた魅力「泥臭さ」について

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枝と申します。

皆様はにじさんじ所属のバーチャルライバー、剣持刀也@rei_Toya_rei)をご存じでしょうか。

ちなみに私はそこそこご存じです。

にじさんじ二期生として精力的に活動を続ける彼なのですが、その魅力の多くは見たら分かるの一言で語られてしまいがち。

という訳で今回は、あまり明文化されない剣持刀也の魅力の一つである「泥臭さ」についてお話していこうと思います。

「配信のプロ」では無い剣持刀也

まず最初に剣持刀也は「配信のプロ」というわけでは無いという点について触れておきましょう。

彼の配信頻度は一週間に一回程度とにじさんじライバーの中ではかなり低いほうであり、配信お化けの叶や葛葉と比べればトータルの配信時間には天とマントルほどの差が生まれることと思います。

さらに言えば凝ったオーバーレイがある訳でも無く、機械の扱いやOBSの操作はいまだにモタモタであり、活動歴3年にして「グラフィックボード」が何かよく分かっていません。

そういった点では毎回スマートな配信を行うという訳ではない彼。

しかし、だからこそインターネット強者ばかりが集うVtuberの中でもトップクラスに素朴かつ愛嬌に溢れる配信が行えるのです(ただし本人はあくまでもスマートであろうとする)。

例としてこのクッキングシミュレーターの配信を見てみましょう。

この配信内ではスーパープレイが飛び出すわけでも一流シェフの手さばきが見られるわけでもないのですが、それでも最後まで見てしまうような「趣」がありますよね。

この「趣」こそ剣持刀也の喋りとプレイングというシンプルな素材の味に他なりません。

こうしたノイズの無いシンプルさこそ、彼の配信でしか摂取できない栄養素の一つだと言えましょう。

ちなみに私の言う「配信のプロ」ってのはこの辺です。

にじさんじ、並びにバーチャルの毒見役

バーチャルのど自慢、ウーパールーパー剣持、そして「バーチャルさんは見ている」。

一部の人にとっては「ウッ頭が……」となること間違いなしのラインナップですが、これはどれもVtuberという文化の黎明期に起こったムーブメントであり、界隈全体として技術も知識も経験も足りていない頃のイベントでした。

そんな黎明期の実験的なイベントに、剣持刀也という男は悉く参加しているのです

雑草を食いながら匍匐前進していた月ノ美兎の後を追い、Vtuberという界隈の道なき道を舗装している男。それこそが剣持刀也と言うワケですね。

加えて、2018年当時は圧倒的に女性Vの母数が多く男性Vの肩身は狭い状況でした。

そんなVtuber界隈で男性がここまで活躍できるようになったのは、剣持刀也という毒見役の並々ならぬ活躍と努力があってこそだと私は考えています。

剣持刀也とピーナッツくんの仲が良いのは、そうした辛い時代を共に戦い抜いた「戦友」だからなのでしょうね。

そんなVtuber界の毒見役である剣持刀也を始め、加賀美ハヤト不破湊甲斐田晴で構成されたユニット「ROF-MAO(ろふまお)」は木曜10時に絶賛動画更新中!

無人島に行ったりゴーカートをしたり、これまたVtuberの枠をぶっ壊すような新しい試みをしています。

皆で見ましょうね!

見せない努力、見えるその結果

剣持刀也と言えば聖帝サウザーに並んで「媚びない」ことで有名ですが、この「媚びない」というのはあくまでも「リスナーにかわいいとかかっこいいとか言う隙を与えない」ということ。

彼がそのスタンスの裏で「リスナーにより良いものを届ける為」に行っている努力とアップデートは相当なものなんですよね。

その分かりやすい例がです。

バーチャルのど自慢での「HOT LIMIT」事故で流れた「sharpness...」を活動初期の歌とすれば、上記した「ウルフィズム」における成長具合は素晴らしいの一言。

月ノ美兎生誕ライブで披露したシュガビタなど、生歌においてもトレーニングの成果はバッチリ出ています。

歌の上達のみに限らずマイクなど機材の更新なども定期的に行われていますし、現状で足踏みするだけでは終わらず自分自身が関わる作品や配信をより良いものにしようという上昇志向が見て取れますね。

見えない場所でたゆまぬ努力をしているという「等身大の人間味」こそが彼の持つ魅力の一つなのでしょう。

おわりに

ということで今回は、剣持刀也が1年以上歌枠をやっていない理由の考察でした。

次の歌枠がとっても楽しみですね~~~!!!

一体いつあるんでしょうね~~~!!!

-剣持刀也

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