枝と申します。
早速ですが皆様は「渋谷ハル(@ShibuyaHAL)」というVtuberをご存じでしょうか。
彼は大小さまざまなAPEXの大会に選手として出場し、はたまた大会の解説に呼ばれ、或いは自らで大会を主催し、それでも日々の配信は欠かさず、と目まぐるしい活躍を見せていますよね。
そんな渋谷ハルをご存じの方は、おおよそ「APEXとかPUBGが上手い人」というイメージが湧いて出たことと思います。そのイメージは確かに間違っていません。
間違ってはいないのですが、それだけで渋谷ハルというVtuberを語ってしまうのは余りにも勿体ないのです。
という訳で今回は「なんかAPEXが上手いVtuber」という認識では余りにも勿体ない、渋谷ハルという男の凄さについて解説していきたいと思います。
ちなみ本記事のサムネイルは渋ハルリスペクトです。矢印を乱用しましょう。
目次
眼で見てわかる凄さ
個人勢のVtuberでトップレベルの登録者数
まずは非常に分かりやすい数字の部分を見ていきましょう。
渋谷ハルは現在(2021年3月18日)43.3万人の登録者数を誇っており、これはリンクを貼りましたサイトによると全世界の個人勢Vtuberで2位という場所のようです。
ファン数急上昇ランキングや、総再生回数急上昇ランキングでも上位を取っていますし、総再生回数ランキングではなんと2位のおめシスに約1億回もの差をつけてのトップ入りしています。
おめシスは動画がメイン、渋ハルは配信がメインということもありますし、単純な計算による差では無いのですが、それにしても個人勢のVtuberでは限りなく頂点に近い位置にいることはお分かりいただけるでしょう。
またその再生数が世界に通用するレベルであるという事も素晴らしいですよね。世界ランキングに入るなんて並大抵の努力では不可能でしょう。
Nintendo of AmericaのAPEX公式PVにも出演してますし。
全シーズンプレデターキープ
また、現在渋谷ハルは全シーズンプレデターキープというとんでもない偉業を成し遂げています。
この記事をご覧の方はご存じでしょうけれども、プレデター帯と言うのは全世界でたった500人しか入れない特別な枠です。その実力と継続力の凄さは言うまでもありませんよね。
シーズン8は余りにもバグやチーターがひどいのでどうなるか分かりませんが、私の想いとしてはシーズン8もプレデターの座を掴み取って欲しいなと思います。
競技シーンでも活躍
そうした確かな人気と実力を持つ渋ハルは、過去「Handmaid Potion」というespotsチームに所属していました。ガチの競技シーンプレイヤーとして国内外の人々としのぎを削っていた訳ですね。
同じプレイヤーでも「選手」として活躍する渋谷ハル、非常にカッコよいのでぜひご覧ください。
個人で大会を主催→大盛況
それだけ活動者としての力を持ち合わせていれば、おのずと人も集まって来ると言うものでしょう。
渋谷ハルは過去に「Vtuber最協決定戦」というVtuberだけの大会を主催しています。しかも企業のスポンサー付きで。
更に「APEXのカスタムマッチは公式から貰った特殊な権限が無ければ不可能」という事も併せて理解すると、その凄さはより一層伝わるでしょう。
そうした「Vtuberだけのゲーム大会を開く」というのは一番初期に渋ハルが思い描いていた「夢」でした。
渋ハルは並大抵ならぬ努力によってその「夢」を確かに掴んだのです。
界隈を超える
過去に開催された「RAGE×Legion Doujou Cup」において「チームVtuber」というクッソデカい主語の名前を冠したチームで参加、優勝した渋谷ハルら一行。
Vtuberというクソデカ主語で括られていたその当時に比べると、現在渋ハルの持つ交友関係は意味が分からないほど広いものとなっています。
「何でその人と一緒にゲームしてるの???」という一例を挙げるならばGENERATIONS from EXILE TRIBEの関口メンディーや、「君に届け」で有名なflumpoolのギター担当、阪井一生といったあたりでしょうか。
この動画で一緒にゲームをプレイしているのも「超」が付くほどの有名配信者ばかり。
「VtuberはVtuberとコラボする」という内向的な壁を見事に粉砕している素晴らしい例ですよね。
個人事業主としての確かな手腕
次に触れていくのは個人事業主としての渋谷ハルについて。
先ほども述べたように「界隈の壁」というのはどうしても世の中に存在するものでして、特にVtuberはその壁のせいで登録者数や活動範囲が頭打ちな部分も非常に多い事と思います。
そんなVtuber界隈で活動する渋ハルが「どうやって数字を伸ばすか」を考えて取った選択の数々。それが非常によく練られているんですよね。
具体的な話については渋谷ハルのnote記事を参照。
Twitterでバズったあの記事に書かれていることのみならず、KNRの設立にすらアドバンテージを見出しているというのが驚きですよね。
これはVtuberのみに当てはまる話ではありませんが、界隈に籠り浅瀬でピチャピチャするというのも勿論一つの選択肢ではあるんです。その方が楽ですし、辛い思いもしないで済みますし。ただ、その温い環境で甘えることを良しとせず、ハングリー精神を持ちつづけた結果が今の渋ハルを形作っているのだろうなと。
そうした貪欲さに私は敬意を払います。
強靭なメンタル
APEXという人気ゲームを43万人の登録者を抱えながらプレイする渋ハルの元には、当然ながらというかなんというかヤバい人たちがどうしても現れます。
- 概要を見ればわかる質問(例:コラボ相手誰?)をしてくる人
- 指示厨
- 伝書鳩
- 荒らし
- 自治コメ
- コメント欄同士での喧嘩
などなどですね。
それらを上手くいなしつつ配信をする渋ハルが次に衝突するのは、ゴースティング・チーター・バッドマナーなどといったゲーム内の要因。
それで済めばよい物の、バッドマナーに言及すれば何故か被害者の渋ハルが燃やされ、ソースもないのに「チーターにブースティングしてもらってた」「渋ハルがチート使ってた」と根も葉もないうわさを流され。
そうしたヤバい人達を相手取りながら、プレデターキープの為に毎日配信をしなければいけない。。。
この中で活動してる渋ハル、余りにも凄くないですか?
もし自分が同じ環境に置かれていたら、そのうち奇声を上げながら全裸で踊る配信を始めていることと思います。「誹謗中傷やヤバい人達を相手できるメンタル」が配信者には必須、というのがそもそもかなりおかしな話ではありますけどね。
おわりに
という訳で今回は「なんかAPEXが上手いVtuber」という認識では余りにも勿体ない、渋谷ハルというVtuberの凄さについて解説しました。
なんせ渋ハルは凄いんです。
ゲームが上手いとかそれだけじゃない様々な要因で。
このクソ長文ファンレターが渋谷ハル本人に届くことを期待しておりますので、もしも記事を気に入って頂けたなら下の共有ボタンからツイートなどして頂けるとありがたいです。
それではまた。