
枝と申します。
私は駅弁というカテゴリの食べ物が結構好きで色々と試してみているのですが、東海道新幹線弁当なるものがナイスな駅弁だったので、皆さんにもご共有しようと思います。
シンプル2000シリーズ THE 駅弁(東海道新幹線弁当)

東海道新幹線弁当は東海道新幹線の通る場所のご当地グルメをまとめました!といった趣の、極めてスタンダードな駅弁です。
東京江戸前定番の味「深川めし」「穴子蒲焼」から始まり、静岡県産かつおぶし粉入りの薩摩揚、名古屋ご当地食材「みそかつ」など、東海道新幹線沿線のご当地食材と味わいをイメージして盛り付けたお弁当です。
子供が喜ぶタイプの分かりやすいお弁当(牛カルビ焼き肉弁当とか)ではありませんが、一つ一つの要素がちょうどいいな〜と感じました。
まず、幕の内弁当とかでよくある煮物や漬物、玉子焼きが入っているのが素朴に嬉しいです。ここはもう想像通りの味というか、奇をてらうような事は一切ない王道の味付けです。
次に深川めしとその上のあなごですが、あなごは小ぶりながらギュッと脂の旨味が詰まっており、一切れでもしっかり堪能できます。深川めしは淡いしょうゆの味付けながらも貝の旨味が信じられないほど効いており、おかず無しでドンドン行けます。上に乗っているあさりと、ご飯と共に炊きこまれているあさりで食感が違うのも楽しい要素の一つ。
味噌カツはエビフライとヒレカツの2種類が入っており、味が濃くて美味しいです(味蕾麻痺)。
そして最後。これだけは伝えておきたいと思ってこの記事を書いているくらいなのですが、たくあんの上側に配置されているわさび昆布が意味不明なくらいめっちゃ美味しいです。わさびの加減、しょうゆの加減が非常に絶妙で、一口食べて結構困惑しました。やたら美味いのにどこの土地を代表してこの弁当に参加しているのかが分からなくて。
おわりに
というわけで今回は東海道新幹線弁当が美味しかったよ話をしました。
味噌カツの凶悪な味の濃さこそわんぱく感がありますが、そこ以外は基本落ち着いた味付けであり、あとは添えられているわさび昆布とかいうパーツがありえない輝きを放っている不思議なお弁当、東海道新幹線弁当。
枝は自信を持ってオススメします。