枝と申します。
2020年も12月12日になりましたが、依然コロナウイルスは猛威を振るっています。
コロナウイルスは人々の健康だけでなく、物流や経済にも大きな影響を与えたのが非常にデカいですよね。
そんな影響で高知県の大月鰤というブランド鰤が廃棄の危機に陥っていたそうなのです。
という訳で高知県を応援すべく。美味しい鰤を食べるべく。
「高知かわうそ市場」で大月鰤を半身購入しました。
今回はその記録です。
目次
大月鰤について
ブリやマグロなどの魚の養殖が盛んな高知県大月町ですが、主な販売先は市場や飲食店など。
今回のコロナ禍の飲食店需要が激減したことで、大月鰤は昨年比売り上げが6割も減ってしまいました。余ってしまっているブリの数はなんと28万匹。
「非常に困っているから、なんとか助けて欲しい」と高知かわうそ市場にお話をいただきました。高知かわうそ市場では、この困っているブリをなんとかできないかと調整を重ねてきました。そして、普段は料亭等のみで、一般には流通しないブリを一般の方向けに販売することができるようになりました!
高知かわうそ市場HPより
しかも今回はコロナ支援価格で、格安での販売!
美味しいブリをお得に買って、食べて、大月の漁師さんに支援をお願いします!
大月鰤の生簀(いけす)は、外洋の潮通しが良い場所に設置されています。
大月鰤は、30m級の巨大水槽でのびのびと活発に運動して育つので、身がひきしまり程よい脂が乗った極上のブリに仕上がっています。透明度が高く美しい海のミネラルと、徹底管理された独自のエサにより、鮮度持ちが良く、色鮮やかな身質が特徴が大月鰤の特徴です。
高知かわうそ市場HPより
大月鰤は活〆神経抜き処理をして、徹底した温度・衛生管理により高い鮮度と美味しさを閉じ込めてお届けします。
加工するのは、世界水準の鋭意管理システムEU HACCP認定工場で行うので、安心安全なお魚をお客様の元にお届けすることができます。
高知かわうそ市場HPより
- 普段は一般向けに販売していない
- 冷凍しないので鮮度が凄い
- 色が良いし脂も良い
- 応援頼む;;
って感じでしょうかね。
何だか分かりませんがとにかく美味しそうです、大月鰤。
大月鰤、届く。
大月鰤は冷凍しないので注文日の指定が必須。受取日を12月の中旬に指定しましたので、注文してから約1か月で届いた感じですね。
真空パックに入った身はほとんど完全に捌かれた状態であり、包丁で切るだけで食べられるという非常に嬉しい仕様。
まな板の上の鰤とはまさにこの事です。煮るなり焼くなり思うが儘。
大月鰤を調理していく。
という訳で届いた大月鰤を色々な形に調理していきます。
ブリトロ
とりあえず腹側の身からブリトロを取りました。
なんせここはもう脂が凄い脂が。ブリトロ切った左手でお皿持ったらあぶあぶになりましたよ。
しかもこれを食べようと醤油に付けた瞬間、脂がブワっと醤油に広がるという。
大月鰤の脂、恐るべし。
刺身
同じく腹側の身から取るのはお刺身です。
ブリトロの部分をすでに取ったにもかかわらずこの脂の乗り具合。テッカテカすよテッカテカ。
包丁についているこのテカリが全部脂ですからね。
カルパッチョ
折角なのでカルパッチョも作ってみました。
レモン汁、塩、胡椒、にんにく、オリーブオイルでさっぱりと。
身の美しさが際立ちます。
お刺身は「ゆず塩」で食べるのが個人的なオススメです。もちろんお醤油もね。
ぶりしゃぶ
食べきれなかったお刺身をぶりしゃぶに転換。だしはシンプルに昆布だしです。
これがまた美味いんダワ。
見えますかこの霜降りが。
ほんのり表面に火が通る事で余分な脂やちょっとした臭みなんかが全て落ち、より一層するする食べられるようになります。
美味すぎてギリギリ法に触れてるかもしれん。
ちなみにこれはおススメのポン酢です。超おススメです。
鰤の照り焼き
美味い鰤を照り焼きにしたらまぁ美味いのは分かり切っている。
そもそもお刺身用の鰤なのでレアでも安心して食べられるのが良いですね。
刻みゆずも良いアクセントになりますし。
ブリ大根
鰤と言えばブリ大根も外せません。
甘めに味付けした柔らかい味に、程よいブリの旨味が合わさって非常に素晴らしい。
毎日これが出てくる冷蔵庫が欲しいです。
漬けブリ
漬けのブリも刺身とは違う美味しさがありますよね。
思ってたよりも漬かるのが早くてどっぷり漬かっちゃいましたけど。
これに出汁を掛けるのもめちゃくちゃアリですね~
おわりに
という訳で。
高知のブランド鰤、大月鰤を買った話でした。
たまにはこういうのも良いですね。たまには。
ここからも取れたての食材が買えますよ!