枝と申します。
今回はスキレットでリブアイロールのワンポンドステーキを焼き、付け合わせにクリームドスピナッチを作った話です。
目次
クリームドスピナッチを作る
まずはクリームドスピナッチを作っていきます。
クリームドスピナッチはその名の通りほうれん草のクリーム和えみたいなやつで、アメリカのステーキハウスでは付け合わせの定番らしいですよ。
本体はほうれん草なのであっさりなんですが、乳製品のぽってり感やニンニクのパンチ感があり非常に美味しい一品です。
ほうれん草をゆでて切る
まずは塩を入れたお湯でほうれん草をゆで、一口サイズに切りましょう。1袋で十分だとは思いますが、私はほうれん草が大好きなので2袋行きました。なんぼ食べても良いですからね。
ほうれん草をバターとニンニクで炒める
たっぷりのバターをフライパンで温めて、細かく切ったニンニクを炒めます。この時点で殺人的な香りが漂ってきますが頑張りましょう。
その後は水気が飛ぶまでほうれん草を炒めます。
小麦粉と牛乳を入れてとろみを出す
そうしましたらホワイトソースを作る作業に入ります。
まずは小麦粉を大さじ1くらい入れ、ほうれん草になじんだら牛乳を入れてとろみを出します。この時に生クリームを使ったり粉チーズを入れるとより一層美味しくなる予感がします。
最後に塩コショウで味を整えたらクリームドスピナッチの完成!
これが美味いんだ。
スキレットでリブアイロールのワンポンドステーキを焼く
それでは本題。スキレットを使ってリブアイロールのワンポンドステーキを焼いていきます。
リブアイロールとは日本で言うリブロースから「かぶり」の部分を取り除いたもの。赤身ながらに柔らかく、かつ肉汁も多いので肉本来の味を味わえる非常に豪華な部位です。
価格:2,890円 |
今回はこのカナダビーフ館でワンポンドステーキを購入しました。
ちょっとトリミング
今回買ったリブアイロールには「牛脂です!」みたいな部分があったため、これは取り除くことにしました。でも後でちゃんと有効活用しますよ~
油を引いてスキレットを強火で温める
先ほど成形した部分の脂を使ってスキレットに油を引きます。やはりステーキを焼くときは動物性油脂の方が美味しくなる気がします。多分。
塩コショウをする
焼く直前に塩と胡椒をします。肉の重さに対して0.8%の塩量がちょうど良いらしいですよ。ワンポンドステーキにはティースプーン1杯分くらい。
ワンポンドステーキを焼く
それではワンポンドステーキを焼いていきましょう。
強火で片面を30秒、裏返して30秒。
中火で片面を30秒、裏返して30秒。これを2回。
というのは自分流のやりかたなので、皆さんはお好きな焼き加減にしてくださいまし。
アルミホイルで休ませる
焼きあがったらアルミホイルで包んで3分ほど休ませます。
焼きあがった直後は肉汁が肉の中で暴れまわっている状態なので、切ると全て溢れてしまうからですね。また、こうして包んでおくことにより、余熱で熱が入ってもっとおいしくなりますよ。
完成
という訳で出来上がったリブアイロールのワンポンドステーキがこちら。この大きさだと「肉を食う」という行為の根源的な歓びを非常に強く感じますね。
柔らかさだけが牛肉のうまさでは無いんです。繊維を断ち切り、顎の筋肉を使って咀嚼するという一連の行為。牛肉に含まれるトリプトファンがセロトニンに変わり、脳にダイレクトで幸せをぶち込んでくれる。そんな感覚です。
またシンプルに牛肉の質が良い。脂の甘味と肉の旨味のバランスが良く、非常に美味しいです。ありがとう、カナダビーフ館。
クリームドスピナッチも塩味とまろみがちょうどよく、箸休めとは思えない美味しさ。そりゃあ呑めてしまいますよね。
前回も紹介しましたが私の好きなステーキの食べ方はわさび醤油です。
おわりに
という訳で今回はスキレットでリブアイロールのワンポンドステーキを焼き、付け合わせにクリームドスピナッチを作った話でした。
皆さんも肉を食いましょう、肉を。
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