枝と申します。
北海道の旅の記録その2と致しまして、今回は札幌・小樽・帯広で食べた美味しい物を振り返っていこうと思います。
目次
元祖札幌ラーメン もぐら
最初に向かったのはすすきの駅すぐ近くにあります新ラーメン横丁のお店、元祖札幌ラーメンもぐらです。店員のおっちゃん2人と野球中継のラジオという光景は古き良きラーメン屋さん感がめちゃくちゃ出ていました。
注文した「バターコーンラーメン」は大きなバターとたっぷりのコーンが乗っている味噌ラーメン。味噌ラーメンと言ってもスープはほっこりと優しい味です。
それにバターを溶かすとさらに味はまろやかに。
雨に打たれていた私にとっては何もかもがちょうど良かったです。
特筆すべきはチャーシューの大きさ。
どんぶりの6割以上を埋め尽くすチャーシューはみちみちとした肉質のチャーシューで、赤身が好きな自分としてはテンションの上がる食べ物でした。
好みによって卓上のトウガラシを入れ、さらに美味しく頂きましょう。
やきとりの一平 札幌南4条店
室蘭焼き鳥というローカルフードが食べられるやきとりの一平です。
出て来たものを食べていただけなので何を食べたのかあまり覚えていないのですが、豚肉の串焼きにからしを付けて食べるというのが室蘭焼き鳥の基本形のようです。
中でも美味しかったのはレバーですね。
普段レバニラくらいでしか食べない豚のレバーをタレ焼きで食べるのは新鮮でした。とてもぷりぷりでした。
あと緑茶ハイくださいと伝えた時に、すべての用意を持ってくるつくってあそぼスタイルだったのもやや面白かったです。これが室蘭……?
町のすし家 四季花まる 時計台店
根室花まるという北海道に存在する寿司チェーンの回らないほうが四季花まるです。今回は汁物、茶碗蒸し、お寿司が付いたランチセットを注文しました。
お寿司は言うまでも無く美味いの一言であり、特にハマチ系の白身魚は普段食べている物と如実に違いがありましたね。潮汁には焼いた魚の香ばしさや旨味がバッチリ出ており非常に上品なお味でした。
んで北海道の茶碗蒸しは相変わらずちょっと甘い。
何故?
丼 あて 酒 えだかん
こちらは小樽で立ち寄ったえだかんというお店です。
私と同じ名を冠するという事でふらっと立ち寄った(5割ガチ)んですが、これは大正解でしたね。
まずお通しがめちゃくちゃ美味しかった。焼き豚とししとう味噌の大根スティックが出て来たんですが、ししとう味噌がとんでもなく美味しくてこれだけで日本酒が半分消えました。
これがえだかんのメインウェ丼である「竜宮丼」です(ハーフサイズ)。
まぐろ、いくら、サーモン、厚焼き玉子、錦糸卵、とびこ、白身魚、きゅうりなどなど、途中で数えるのをやめるほどたくさんのネタが乗っており、どこを食べても美味しい丼でした。
ハーフサイズがあるのも非常に良いですね。(食べ過ぎて良いことは無いので)
こっちはザンギ、北海道名物であるパチモンの唐揚げです。
味が濃いめだと聞いていたのですが余りそうは感じませんでしたね。
外はサクサク中はぷりぷりで非常にお酒が進みました。
あとこのお店には日本酒ガチャというものがあり、一回330円くらいで運試しができます。
まぁ何が出てきても結果としては酒なんですけどね。
そんなこんなでしっかり楽しんでもお会計は2000円ちょっとという気持ち良さだったので、小樽に立ち寄った際はまた行こうと思います。
とかちマルシェ
帯広駅でやってたフェスっぽい何かです。
ご当地の食べ物とそうでない食べ物がたくさん屋台で売られていました。
食べたのは豚丼、ホッケフライ、かけそば、いももちです。あとビール。
特設ステージではアマチュアミュージシャンの人々(?)がライブをしていたのですが、観客が表拍で手拍子(※1)をしており非常にいたたまれない気持ちになりました。
※1:表拍で手拍子をされるとめちゃくちゃおゆうぎ感が出るのでライブをする側の人間からするとやめてほしい。この日は米津玄師の「パプリカ」に表拍の手拍子が送られていた。
ぱんちょう
帯広で豚丼と言えばここ!とまで言われるほどの名店らしいぱんちょうに行きました。
11時過ぎくらいに並んだのですが、その時点で第一ロットのお客さんにより店内は満席でした。流石の人気店ですね。
豚丼は値段を上げるとともに豚の枚数が増えるシステムで、私が注文したのは竹というグレードでした。一番上のグレードは絶とかだった気がします(嘘)。
ふたを開けた瞬間に漂う炭火の香ばしさ、そして甘辛く味付けされたジューシーな豚肉はまさにご飯と共にあるべき存在感を放っておりました。
may the pork be with you ってね。
はげ天
たった一食の豚丼で豚丼を知った気になってはいけないと思い、その日は晩ご飯も豚丼です。
これがホントのセカンドオピニ丼ってね!(やかましいわ!w)
さて、そうして訪れたはげ天というお店での豚丼なのですが、これは明らかにぱんちょうの物とは違いましたね。
というのも、こちらの豚丼にはコショウがたっぷりとかかっており、うな重にかかる山椒のようなピリリとした爽やかさが演出されているのです。またロースの甘味を強く感じたのもどちらかと言えばはげ天の豚丼でした。
炭火でガッツリなぱんちょうか、コショウでさっぱりなはげ天か。
豚丼という食べ物にも色々とバリエーションがあるという事を学べた訳ですね。
セカンドオピニ丼は大成功だ!(※2)
※2:昨晩のとかちマルシェでも豚丼を食べているので、よくよく考えるとこれはサードインパク丼であった。あんたバカぁ?
スープカリーイエロー
この日の前夜はバーラーペンギン堂というお店に行くつもりだったのですが、材料不足によりまさかの閉店。その横の立ち呑み屋さんで紹介されたのがここ、スープカリーイエローです。
ここも着いたと同時に並びが出来ており、並んでから料理の提供までで30分程時間がかかりました。人気店って凄いね~
そうして並んだ末に食べたのが野菜チキンカレー辛さ3.5番、ライスに温泉卵トッピングです。このカレーには
・なす
・ニンジン
・ヤングコーン
・ピーマン
・イモ
・うずら卵
という基本野菜のほかに、
・ブロッコリー
・かぼちゃ
・オクラ
・骨付き鶏もも肉
が入っています。めちゃくちゃ具だくさんですね。
そんな野菜たっぷりのカレーは単体で飲めてしまうほど様々なダシが効いており、飲み終わった後にスパイスの清涼感が口に広がります。
白濁したスープなのでココナッツミルクでも入ってるんじゃないかと疑いそうになりますが、乳製品は全く入っていないらしいですよ。126℃3.2気圧の高圧釜スゲー!
骨付きもも肉はスプーンで解体できるほどホロホロになっているんですが、噛みしめるとしっかり鶏肉ならではの淡白な味わいがしました。
ちなみに3.5辛は割とマジで辛く、暑いし熱いし辛いしで甲子園球場の井之頭五郎になりかけました。
ホッケのり弁
最後は空港で朝に食べたホッケのり弁です。
のり弁って食べ物、昔は肉も入って無いしおかずも地味だし何が良いねん!!と思っていましたが、この歳になってくるとこれで良いねん……ってなってきますね。
しば漬けとタルタルの相性が良いという事だけ皆さんにお伝えしておきます。
刻んで入れるとうまいぜ。
おわりに
という訳で北海道は札幌・小樽・帯広で食べた美味しい物についてでした。
まだまだ食べたいものがたくさんあるので、今後の人生でも北海道には猛アプローチをかけようと思います。