Youtubeの歌ってみた動画に広告宣伝をしてみた結果。

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枝と申します。

私はこの2月くらいから定期的に歌ってみた動画を投稿しているのですが、歌ってみた動画というのは大手の物が曲名検索結果の上位に表示されがちなんですよね。言い換えると私のような始めたての人間の動画は検索で見つけてもらいにくいんですよ。

ですが、せっかく作ったものは見てもらいたいのが人の心情という物。

という訳で今回は新しく投稿する歌ってみた動画に一週間だけ広告宣伝をしてみました

そのデータから見る様々な結果を皆さんにお届けします。

YouTube広告って?

まずYouTube広告についての話をしましょう。

YouTube広告はこちらのページにありますグーグル広告の一種で、YouTubeを見ている人に対して積極的なインプレッション、つまり広告宣伝をすることができます。

予算や期間、どの層にターゲッティングするかの他にも広告は自分の好みにカスタマイズすることができますので、動画の最初に出るタイプの広告(早口のウザい広告みたいなね)にすることも検索結果に出やすくするだけの広告にもできます。

この辺はお好みでって言う感じですね。

インストリーム広告を出してみた結果についてはこちらを参照してください。

広告の詳細

ここからが私の出した広告宣伝の詳細についてです。

期間は5月12日~5月19日に、予算は一日350円程度に設定しました。広告から動画をクリックされたら代金が発生するという感じですね。

言語は日本語と英語、ターゲットの国は日本、年齢は18~44歳、リーチする層はゲームファンとミュージックファンに設定。

動画の掲載方法は検索結果に表示するもの(TrueView ディスカバリー広告)にしました。「スキップ可能なインストリーム広告」の方が強制力は強いと思いますけどね。

以上の設定で、どれくらい視聴回数やチャンネル登録が伸びたのかを見てみましょう。

広告宣伝の結果

予算はピッタリ、再生回数は増加

それではまず概要から。

1週間の広告掲載でかかった費用は2410円でした。一日の設定額が350円だったので無事に予算内で収まっていますね。

それに対して増えた再生回数は約750回

めちゃくちゃ雑に計算すると1再生で3.3円かかったって感じでしょうか。

リーチできた層は様々

今回はある程度ターゲットを絞って広告を出した訳ですが、案外この辺の結果が想像と違ったものになりました。

そのひとつがオーディエンス属性について。意外なことにも広告をクリックして動画を見てくれた人々はミュージックファンよりもゲームファンの方が2倍近く多いという結果になりました。

続く視聴者の年齢層はやはり18~24歳がトップを占めたのですが、次点に来たのは35~44歳の方。25~34歳の視聴回数は一番少なく、全体の2割程度の数字になりました。

若い方から順に多くなるものだと思っていたのでこの数字は興味深かったですね。

視聴率・チャンネル登録者数の増加は微妙

さて、そんな感じで動画の再生回数自体は広告宣伝をしておけばコンスタントに稼げることが分かりました。

ただこれはあくまでも「視聴回数」に限った話でございまして、視聴率やチャンネル登録者に関して言えば微妙だったと言わざるを得ない結果になりました。

というのもこの「ボッカデラベリタ」から直接チャンネル登録をしてくださった方は6人であり、肝心の平均視聴時間も「天ノ弱」の歌ってみたに比べると10秒ほど低い結果になったからなんです。

インストリーム広告のほうが良いのかも?

今回「ボッカデラベリタ」に打ったのはディスカバリー広告と言いまして「検索結果に乗る」ような広告でした。それではこれを動画の冒頭に流れる「インストリーム広告」にしてみた場合はどうなるのでしょう。これが次に調べてみたい疑問ですね。

インストリーム広告の利点は、あまり興味を持っていない人の目にもしっかりとコンテンツを届けることができるという点にあります。動画の中身さえしっかりしていれば少しでも興味を持った人たちがチャンネルに訪れてくれることもあるでしょうからね。

もしも次回広告を打つ余裕があった場合はインストリーム広告の方を試してみようと思います。

新しく投稿する動画に広告を出すメリット

ここからは「再生回数を増やすこと以外で歌ってみた動画に広告を出すメリットはあるのか?」という点に関して個人的な考察を書いておきます。

投稿した直後の動画に広告を出す理由。その最も大きい部分が投稿直後の動画のエンゲージメント率を上げてYoutubeに動画を気に入ってもらいやすくできるというところに収束するでしょう。

今のYoutubeで再生回数を増やすにはとにかくYoutubeのアルゴリズムに気に入ってもらうしか無いと私は思っています。ですので、視聴時間高評価コメントといったエンゲージメントを投稿直後にある程度手にしておけば、その後はYoutube君が頑張って検索順位の上位、並びにディスカバリーキューへと表示してくれるんです。

まず目指すのは「あなたへのおすすめ」というワケ。

おわりに

という訳で今回は新しく投稿する歌ってみた動画に一週間だけ広告宣伝をしてみた結果、並びにその考察についてまとめました。

今回は2500円という少額での広告宣伝でしたが、それでもある程度の効果があったことは間違いありません。これが大きな額になればなるほど必然的に広告効果も増えると思いますので、もしもお金に余裕がある人は試してみるのも良いのでは無いでしょうか。

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