枝と申します。
amazonプライムの会員だと「prime reading」という機能でkindle本を無料で読めたりするのですが、その中で読んだ「誰も教えてくれないお金と経済のしくみ」という本が非常に良い内容だったので皆さんと共有しておきます。
目次
「お金」って何?「銀行」って何?「景気」って何?
そもそも、皆さんは「お金」って何かご存じですか?
付随してお伺いしますが「銀行」や「景気」が何かご存じでしょうか?
「お金」は物を買うのに使うもの。
「銀行」はお金を預ける所。
「景気」は良いと嬉しい物。
私を含めて、これらの単語がそれくらいの認識で止まっている人は、世の中に多くいると思います。
では、何故「お金」は物と交換できるのですか?
何故「銀行」は無料でお金を預かってくれるのですか?
何故「景気」は良くなったり悪くなったりするのですか?
……どうでしょう?
こうして一歩でも踏み込むと途端に答えられなくなる方が殆どなのでは無いでしょうか。
そんな経済の因果関係を体系的に学べるのがこの本の魅力です。
お金と経済が「何なのか」を知れる
先ほど述べたように、経済とは因果関係のハッキリした様々な歴史的な事象が極めて複雑な体系を取っているものです。つまり、自分で勉強するには入り口が非常に見つかりにくいものと言えます。
それを一つ一つ丁寧に紐解きながら、「Aという事が起こればBという事が起こる。」というように順序立てて解説してくれているのがこの本の魅力です。
また、この本は「お金を使うってどういうこと?」のレベルにまで立ち返って話をしてくれます。
お金を使うと自分の貯金が無くなる。ということは考えていても、「お金を使うと日本がどう動くのか」という事まで深く考えたことは無いのではないでしょうか?
普段当たり前に接しているお金だからこそ、きちんと学べば良い事が沢山ありますよ。
筆者の姿勢が好印象
「筆者のスタンスが一貫している」というのも、この本で評価するべき点かもしれません。
こうした啓蒙書では大抵筆者の入れ知恵と言いますか、結論辺りで余計な主義主張が為されることも多いのですが、この本は客観的な視点で見た事実のみを分かりやすく解釈して記してありました。
また、一瞬主張が為されたか?と思える記述があった時には、すかさず「まぁ実際はどうか分からないので皆さん自身で考えてください」と、一度立ち止まる時間を与えてくれています。
個人的には、こうした立ち位置で物を説明してくれるのは非常に安心します。
おわりに
という訳で今回は経済やお金を勉強するのにうってつけの一冊「誰も教えてくれないお金と経済のしくみ」について、ご紹介しました。
小学生が読めば間違いなく為になりますし、社会人が読んでも「なるほど」と思える情報がたくさん載っているので、amazonプライムに入っている人はぜひ読んでみてください。
入っていない人は入って読めばそれだけで普通に元が取れるのでamazonプライムに入ってください。映画とかフリーレンとかも見れるので。無料で。