枝と申します。
私はインターネットとゲームが大好きな超インドア人間であり、極力家から出ないような生活を送っているのですが、それはそれとしてハイキングが割と好きという相反する特徴を持っている人間です。
京都にいる間は何度か大文字山に登ったりもしましたし、香川で聞いたこともない滝を見るために登山したこともあります。
そんな私が今回登ったのは、東京の西の方にあります霊峰「高尾山」。せっかく東京で住み始めたのに一度も高尾山に登ったことがないというのは恥ずべきことですからね。
観光地としての高尾山
高尾山の最寄り駅である高尾山口駅へは、新宿から京王線に乗って行きます。始点と終点なのでずっと寝ててもたどり着くのが魅力的ですね。登山で疲れた帰りは特に。
深い緑と山だけが其処に在る──
ような荘厳さはあまりなく、茶屋だの土産屋だのがたくさんあって中々たくましい観光地という感じがしました。いいですよね、こういう地方の観光地みたいなところ。
中でもめちゃくちゃ気に入ったのが、駅内のセブンイレブンで売っていた「シャイニングユニコーン」です。ただのユニコーンじゃなくてシャイニングユニコーンなのがめちゃくちゃ面白い。高尾山も関係なければセブンイレブンも関係ないし、駅の中で売るものじゃないし。
今後の高尾山名物になってほしいと心から願います。
片道1時間半くらいの登山
頂上への登山道はいくつか用意されており、THE 山 !! という感じの激しい道や観光名所を見られるゆるやかな道、自然植物や動物を楽しめる道など、それぞれの目的と体力に合わせて選べます。
今回は登山することこそが目的だったので、行きは最も過酷らしい稲荷山ルートを選択。足場のない獣道こそありませんでしたが、ひたすら坂と階段が続くので持続的にしんどい印象を受けましたね。
帰りは自然植物や動物を楽しめる6号路を選択。こちらは足場が狭い & 木の根っこで歩きにくいという別ベクトルの難しさでした。途中には琵琶滝という小さめの滝がありましたね。たぶん予約とかすれば滝行ができるっぽかったです。
そんな動植物豊かな6号路でも、シャイニングユニコーンには出会えませんでした……
次こそは出会いたいですね、シャイニングユニコーンに。
CAN YOU SEE FUJIYAMA ?
一生懸命登った頂上にはちょっとした公園のような広場があります。ここにもそば屋さんやお茶処があって中々にゴキゲンなロケーションなのですが、何よりもゴキゲンなのは富士山が見えることです。
私は幾度となく新幹線やバスを使って東京に来ていたのですが、その際富士山を見たことが一度もなかったので、実際に肉眼で富士山を見たのはこれが初めてでした。
4月になろうかというこの時期でも雪を被っていることにはぇ〜となりましたし、今見ているアレが日本一の山であるというカタログ上の事実にもはぇ〜となりました。
晴れていればもっと見えるはずなので、もっと晴れた日に見ようと思いました(小並)