枝と申します。
2020年12月2日にありました剣持刀也の配信で、毎年末恒例「マリオカートにじさんじ杯」の開催が明らかになりました。
という訳で、この「マリカにじさんじ杯」をより一層楽しむために知っておきたいいくつかのことについて解説していきたいと思います。
目次
ライバー紹介の前口上
マリオカートにじさんじ杯における大きな見どころは、選手紹介と一緒に披露される前口上です。
「前口上が何かは知らないけど刃牙は知っている」という人に向けて説明すると、地下闘技場で行われた「全選手入場!」みたいなやつです。実際アルスの前口上は刃牙が元ネタ。
ライバーの設定とそのエピソードを全て網羅したうえで短く聞こえの良い言葉にまとめる。それを剣持が参加者全員分やるという。しかも途中からアドリブとかいう。
第3回マリカにじさんじ杯でもこの前口上は非常に楽しみですね。
個人のドラマ
お祭りと明言してはいますが、大会という形をとる以上ライバーが狙うのは「優勝」ただ一つ。その優勝を巡ったドラマもマリカにじさんじ杯の見どころなんです。
例として前大会の覇者である葛葉を挙げましょう。
彼はあらゆる人間にゲームセンスや勝負強さを認められながらも、多くの大会で2位続きだったんですね。PUBGも、ポケモンも、そして第一回マリカにじさんじ杯も。
ゲーマーズとしての意地。叶というライバルの存在。剣持という雑魚GGの存在。世界2位というシトラス師匠の存在。圧倒的な練習時間。
そして彼自信が手を伸ばし続けた「主人公」の影。
そうした数知れない積み重ねが葛葉を1位に導いたのです。
「友情・努力・勝利」の物語が、このマリカにじさんじ杯には確かに存在するのです。
試合前のバチバチ
これはそんなドラマの一環。
マリオカートってタイムアタック、つまりソロプレイで力が伸びるところもあれば対人でやらないと力が伸びないところもあるんですよね。
では練習の人数を集めるためにどうするか。
その答えが視聴者参加型配信なんです。
その視聴者に配信者が混じっていてもおかしくは無いというのがこの形式の面白い所ですよね。
配信者同士が火花を散らす大会前の小競り合いも見どころの一つです。
第3回CRカップの存在
第3回マリオカートにじさんじ杯の決勝は12月26日(土)なんですが、
その翌日の27日にAPEXのカスタム大会であるCRカップが開催されるんですね。
- 葛葉
- 叶
- ちーちゃん
- えるえる
- でろーん
- 社築
- ぷてぃ
- 西園 チグサ
- しぃしぃ
- 夜見れな
- ふわっち
- エクス
- アブラハム
- アルス
その大会にはこれらのメンバーが参加を表明。
CRカップも相当ガチな大会ですので、このリストに載っている人物たちはマリカの練習に割く時間がかなり少なくなることが予想されます。
第3回マリカにじさんじ杯は初心者でも勝つことができる、という可能性は前回よりも高いと言えるでしょうね。
ロックマンにも希望の光が。
おわりに
という訳で第3回マリオカートにじさんじ杯に向けてのおさらいや押さえておきたいポイントの紹介でした。
年末と言えばこの大会、もといお祭りですので非常に楽しみです。
今後は視聴者参加型の練習配信も増えてくると思いますので、皆さんもハンドルを握る手を温めておくと良いかもしれませんね。
おまけ~剣持とマリカの歴史~
キズナアイ杯で虚空に飲まれる剣持
剣持のマリオカートの歴史を遡るなら「キズナアイ杯」という過去の大会に触れる必要があります。
キズナアイ杯は史上最大規模で行われたVtuberだけのマリオカート大会であり、にじさんじからは叶、有栖ちゃん、そして剣持が参加していました。
そんな大きな大会にお呼ばれしている訳ですから、剣持は珍しく言葉少なにすごく頑張っていたんですよ。
ところが試合途中でまさかの回線落ち。
後はCPUの頑張りに任せることしかできない状況になってしまいました。ちなみにCPU剣持はキラーでキズナアイを吹っ飛ばしていました
折角の大きな大会なのに理不尽なトラブルで実力を発揮できないというのは余りにもむごい話ですよ。
しかし。
そんな萎え落ちすらも許されてしまうような状況の中で、剣持は「虚空の王だからw」と健気にトークを回し続けるのです。なかないで。
直前まで通話していたかざちゃんとありすちゃんにガチで慰められるというのも非常に泣けます。二人の声色がな……ガチで憐憫の情にじみ出てるんよな……
この時は順位というかそれ以前の問題でめちゃくちゃ不憫だったんですよね。
第一回マリオカートにじさんじ杯
第一回マリカにじさんじ杯では剣持と有栖ちゃんの確執(おじいちゃん vs ロリ)が見どころですね。
お互いに容赦なく煽り合う関係性は、試合へのボルテージを高める一因となりました。
ちなみに剣持はお得意のイキリ芸でフラグを立てまくった挙句、予選リーグで有栖ちゃんに敗北。
当分の間は敗北者煽りをされ続けていました。
そしてこれが第一回マリカにじさんじ杯の決勝。
剣持の最終順位は4位でした。
しかしながらこの第一回マリカにじさんじ杯は企画・運営・実況・解説を全て剣持一人で行っていたというのが凄いですよね。
しかもそういった裏方の仕事を「僕がやりました!」って大きい声で言わないのが剣持の美学なのでしょう。
そうした努力があったからこそ、この大会は2回3回と続いていくことになるのです。
ちなみに決勝リーグは6試合中3試合がワリオこうざんでした。???
第二回マリオカートにじさんじ杯
剣持一人で運営していた第一回マリオカートにじさんじ杯とは違い、にじさんじ運営の協力のもとに開催された第二回マリオカートにじさんじ杯。
そんな一年越しの大会でも、やはり剣持は全方位を煽り散らかします。もはやリンクの大回転切りです。
それだけ煽っている以上は高順位を叩き出してくれるのだろう、と我々は期待していました。
そう、期待していたんですが……
はい。
彼は6位という非常にコメントしづらい順位を叩き出し予選で敗退。
これにはファンもニッコリガッカリです。
そうした経緯からも第二回マリオカートにじさんじ杯における剣持の活躍は、実況解説や運営に焦点を当てるべきでしょう。
だって6位なので。ロックマンなので。
抽選会で生まれた批判
大会への参加人数が増えるということ。それは「推しに勝って欲しい」という思いを持つリスナーの増加をも意味します。
にじARKの戦争でもそうでしたが、推しの事しか目に入らないリスナーというのは一定数居るんですよね。残念ながら。
そういった人間が大きな声を出していたのがこの抽選会の動画です。
その大きな声ってのは「推しがめちゃくちゃ強いブロックに放り込まれた」という実に稚拙な物ですよ。抽選アプリ(有志の方が作ってくださった)が一見偏っているように見えたのもありましたけどね。
しかし電車の中でデカい声を出せば目立つように、若干コメント欄がそういう輩で荒れつつあったんです。
剣持はうまいことやる。
そんな中で剣持がやったこと。それが完璧なヘイト管理です。
作って頂いたルーレットで偏りが生まれたという事実、批判に対して「僕の大会だから僕の好きにする」という答えを貫き通した姿勢がね。非常に良かったですよ。
アプリへの不満も、ブロックへの振り分けが不当だという不満も、そういったヘイトを全て「自分がやったことだから」と一身に受ける。
自分は予選で落ちているし風邪で体調が良くないのにも関わらず、ですよ。
今回使用させていただいたルーレットですが、配信中での試行回数が少なかったため、配信後に150回ほど回したところA52回B51回C47回という結果でした!150回という数字も試行回数としてはかなり少ないと思いますが信用性のある数字だと思います! 製作者様、素晴らしいルーレットをありがとうございました!
しかもルーレットを作ってくださった方へのアフターフォローもしっかりしている。
こういう所がね。剣持のね。
……ちょっと好感度調整しましょうか。
あ~やっぱうぜぇっすねぇ~^^
風邪ひくなアホ
この配信で「第二回マリオカートにじさんじ杯の本戦は冷えピタを貼りながらコンビニで一番高い栄養ドリンクを飲みつつ厚着して実況していた」と明かしています。は?
フィジカルを整えろ。
CRカップで防御の薄いところを狙え。
今回こそは一位取れ。
私からは以上です。