皆さんこんにちは、枝と申します。
早速ですが皆さんは「女性向け音声・シチュボ」といった概念をご存じでしょうか。
私が対象とされている概念ではないのでまじまじと視聴したことは無いのですが、カッコいい声の人が素敵な事を囁いてくれるという、それはそれはステキなジャンルだと遥か東の国の噂で聞いたことがあります。
そんな音声作品の一部に存在する要素の一つがカウントダウン。
カウントダウンとはその名の通りカウントをダウンしていく行為。0になると何がどうなるのか私にはさっぱり分からないのですが、どうも噂によると「女性向け音声作品のカウントダウンは時の流れが歪んでいる」らしいのです。
という訳で今回は、女性向け音声作品のカウントダウンが5カウントに何秒を必要としているのか調査してみました。
目次
検証方法・環境
ではまず検証環境について。
私のYoutubeアカウントを使うと恣意的な結果が出てしまう恐れがあるので、プライベートブラウザにて開いたGoogleやYoutubeで「女性向け カウントダウン」と検索、上から片っ端に動画を再生し、5カウントに必要とする時間を確認していきます。
リスニング環境にはRME Babyface Pro FSとYAMAHA MSP3を使用し、極力味付け無しの素直な音を聞いていきます。
意外!カウントダウン、案外見つからない
そんな感じで進めようと思っていたのですが、カウントダウンで検索しても中々お目当ての物が見つからないんですよね。あくまでもコンテンツの一部、要素の一つとしてカウントダウンが動画や配信の中に散りばめられているだけであって、カウントダウンがメインのコンテンツってのは意外と少ないみたいなんですよ。
という訳で少し作戦を変更、カウントダウンがありそうな動画も積極的に開き、カウントダウンの存在するものを探すところから始めます。
虱潰しに動画を漁ることとなり、正直かなり厳しい戦いが予想されるのですが、十分なサンプル数が集まるまでは頑張ってみようと思います。
女性向け音声を聴いた気づき
無心で女性向け音声を聴いた結果、いくつか分かったことがあります。
まず一つ目。カウントダウン部分を探す為に5秒スキップを多用したのですが、どなたの動画を再生してもなんか常に笑っていました。笑顔が多いのは素敵な事ですが10分近くずっと笑われてても困ります。
次に、カウントダウン動画は0の部分が一番再生されているらしいという事です。まぁいわば0の部分はシチュボの大トロでありグランドフィナーレですもんね。探しやすくて助かります。でもタイムスタンプはほとんどありませんでした。
あと歯擦音とリップノイズがまぁまぁとんでもないです。耳がキンキンします。ある程度高域の不快な音は削って欲しいです。ホワイトノイズも多く、録音環境は結構テキトーなんだろうなという印象を受けました。
また、全体的にセリフがマンネリ気味でネタ切れ感があります。なんというか、具体的に状況が分かるような言葉や説明が少なく、雰囲気で突っ走っているような感じが強いですね。もうちょっとボキャブラリーがあったほうが多様性が生きると思います。
最後に動画ごとの音量差が激しいです。ある程度のラウドネスノーマライゼーションはして欲しいものです。
記録集計エクセル
そんな感じで色々な気付きを得つつ一生懸命動画を検索、結果をエクセルに集計した結果、女性向けシチュボ投稿者が5カウントに必要な時間の平均は1分41秒という結果になりました。
なお、中には0を言ってくれない物もあったので、それらはレギュレーション違反により集計から外しております。
この1分40秒、これがどれくらいの時間かと言いますと
ハルカミライの曲を2曲も聞けるくらいの時間です。ライブバージョンだともっと走ってるのでさらに余裕があります。1分40秒とはそれくらいの時間です。
また、ムスカなら待ってくれるがドーラなら待ってくれない時間でもあります。もう1分はタイムを縮めなければ、ドーラに置いて行かれてシータを救う事は出来なくなってしまうことでしょう。
おわりに
という訳で今回は、女性向け音声作品のカウントダウンが5カウントに何秒を必要としているのか調査してみました。
イケボ配信者の周りは時の流れがゆっくりであるのか。それとも生命のスパンが人間よりも長く、根本的に時の流れ方が違うのか。
真実は定かではありませんが、とにかく皆さんは時間を大事に使いましょう。