「天元突破グレンラガン」を全話見ました。
激熱オモロロボットアニメでかなり良かったです。
目次
最初から最後までドリル
一話の開幕から最終話の最後のカットまで、とにかく作品のテーマとしてドリルと螺旋を貫き通してていて非常に良かったです。主人公の意志の強さもドリル由来なので、ドリルがしっかりと物語の根幹の部分を果たしています。
コンセプトだけ独り立ちしちゃって実際には話の中でちょっとしか出てこないとか、アニメのモチーフアイテムってそういう出オチ的な物も多いので、この作品のドリル熱にはワクワクしました。
グレンラガンに顔があって良かった
「天元突破グレンラガン」という作品は誰がどう見ても明らかな熱血ロボットアニメであり、ストーリーが展開するにつれて友情も勝利も合体も変形もどんどんとその色を濃くしていきます。それと同時にストーリーもシリアスさを増していくのですが、そのシリアスさをマイルドにしてくれているのがグレンラガンの表情だと思いました。
グレンラガンはロボットなのに表情が変わる(すごい頑張ってる顔とかする)ので、登場人物の感情をそのまま表出しているかのようなシーンも多く、ガンダムのような兵器という側面よりも、カミナやシモンとその人生を共にする相棒としての存在を、そして人類の希望の象徴・最強の切り札というヒロイズムを強く感じさせるような作りでしたね。
口上がかっけぇ
ここぞというシーンでカミナやシモンが繰り広げる口上、どれもこれもかっけぇのなんのってもう凄かったです。合体シーンの口上だけでも見ることをお勧めします。
特にシモンがカミナの死を乗り越えるシーンの口上は、BGMや展開も相まってめちゃくちゃ感動しました。ただ憧れの人の背中を追うだけでは無く、自分自身で道を切り拓いていく。不器用ながらも必死に掴んだシモンの強い決意が、超最高に激アツです。泣けます。
おわりに
グレンラガンはかなり良いアニメでした。
アニメのこういう展開・演出っていいよな~を片っ端からやってくれるので、見ていて胸がずっとアツいままです。2クールくらいと短いのも素敵です。でも朝8時台にやるにはカロリーが高いと思います(放送当時)。
機会があればぜひ見てみてください。