枝と申します。
皆様ご存じ大友克洋監督のアニメ映画『AKIRA』なんですが、あの作品の主人公の名前が「AKIRA」ではないことをご存じでしょうか?
という訳で今回は作品の名前やパッケージから主人公が勘違いされがちな作品を集めてみました。
あなたは騙されたことありませんか?
目次
主人公はアキラではなく金田
まずはこれ。
『AKIRA』の主人公はアキラではなく金田です。また、いかにもアキラっぽい敵キャラもアキラではなく鉄雄です。
じゃあ誰がアキラやねんと。アキラって誰やねんと。
元々はアーミーの秘密兵器として、超能力を覚醒させたキヨコやタカシ、マサルらナンバーズの一員だったアキラですが、そのあまりの能力の高さが、東京崩壊→第三次世界大戦を招いてしまいます。
「触れてはならないもの」、「神」、「大覚様」、「救世主」、「宇宙」…劇中でアキラを指す呼称はさまざまですが、そのどれもが的確な表現なのでしょう。
何にでもなり得るアキラは、ある意味「無垢」。
しかし、そんなアキラを生んでしまったのが他ならぬ人間。
人間が求めるものを集約した存在ともいえるアキラは、無垢すぎるがゆえに扱いを誤ってはいけない存在だったのです。
https://cinemarche.net/anime/akira-2020-matsu/#i
分かるようでわかりませんが、とにかく「アキラ」とは作中に出てくる一人物を指す言葉では無いという事を押さえておきましょう。
主人公はメトロイドでは無くサムス
『スーパーメトロイド』のパッケージにおいて立っている主人公はメトロイドではなくサムスです。それはスマブラのお陰で皆ご存じですよね。逆に「サムスって何のキャラ?」と聞かれた時に困る人の方が多いかもしれません。
ではメトロイドってなんだよ、ということですが、
この見かけ全然かわいくないやつがメトロイドです。ただこの印象は実際にスーパーメトロイドをプレイするとガラッと変わります。作中のヒロインですからね。
とにかく、メトロイドの主人公はサムスでありメトロイドはメトロイドという事を押さえておきましょう。
主人公はゼルダではなくリンク
はい。これもスマブラのお陰で言うまでもありませんが、『ゼルダの伝説』の主人公はゼルダでは無くリンクです。
ゼルダはこっちですね。
ゼル伝シリーズのややこしいところはリンクもゼルダも作品によって別人であり姿も全然違うというところ。
スマブラでも「リンク(BOW)」「こどもリンク(時のオカリナ)」「トゥーンリンク」と3人いるのがその分かりやすい例ですね。
皆さんはどの作品のリンク、ゼルダがお好きでしょうか?
Portalの主人公はロボットでは無い
次はFPSパズルゲームである『Portal2(ポータル)』の主人公について。パッケージだけを見た場合、このロボットを操作するのかなと思ってしまいますがそれは違います。
Portalシリーズの主人公は先ほどのロボットたちでは無くこの「Chell」という女性。ちなみに一作目より二作目の方が可愛いです。
ではパッケージのロボット「ATLAS」と「P-body」はどこで登場するのかという話ですが、彼らはマルチプレイ時の操作キャラクターです。
凸凹コンビという呼び方がピッタリな彼らはトレーラームービーでも非常にかわいいですね。タイタンフォールのBTといいロボットというのはなぜこんなにもかわいいのか。
かわいいロボットを操作したい方は頑張ってマルチプレイができる友達を見つけましょうね。
そっちはバカボンのパパなのだ
これも割と有名ではありますが、画像真ん中の人物はバカボンではなくバカボンのパパであります。バカボンは右下の少年。
これを知っているか知っていないかが就職活動にも大きく響きます。
キテレツ大百科のキテレツはこっち
かの「お料理行進曲」をOPに据える伝説のアニメ『キテレツ大百科』
登場人物も話の展開も限りなく「ドラえもん」に似ていると噂されるこの作品ですが、大きく違う所を挙げるとすればタイトルのキテレツこそが主人公の少年という事でしょうか。
ドラえもんポジションのロボットはコロ助と言いますが、コロ助は無力です。道具も出せなければ何か突出した凄い能力がある訳でもありません。
精神年齢は保育園児並み。わがままでおっちょこちょい、神経質で口が軽く嘘がつけない。スネたり意地悪することもある。ひがみやすく、仲間外れを嫌う。その為、キテレツ達の学校行事にあらゆる手段を使って同行しようとする。また、隠し事や秘密にされるのを嫌うが、自身が隠し事や秘密にする事もある。食い意地を張る面もある。
知能も幼稚園児並みで、文字は平仮名が読める程度。コロッケ代以外の計算も苦手である。こうした性質にも関わらず武士としてのプライドは一人前で、特にアニメ前半期においてブタゴリラたちの格好のからかい対象となった。ただし運動能力は高く、ブタゴリラに匹敵する面もある。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%AD%E5%8A%A9
というのがWikipediaからの引用。主人公のキテレツが優秀過ぎるといえど余りにも欠点が目立ちます。
コロ助大百科でなくキテレツ大百科なのも納得が行きますね。
おわりに
このような感じで、主人公の名前とタイトルがちゃんと認知されていない作品というのは世の中にたくさんあります。この世界の真実を見抜けるように皆さんも情報を蓄えておきましょうね。
とにかくAKIRAの主人公はアキラでは無く金田です。
間違えた、金田さんです。