皆さんこんにちは、枝と申します。
今回は私が最も好きな漫画である『桜蘭高校ホスト部』の魅力について色々と解説していこうと思います。
ホスト部とかいうアホっぽいタイトルからは信じられないくらいの良い作品なので、未読の方はこれを機に読んでみてください。
GYAO!でアニメの1話を見られるのでそれでも良いです。
というか見なさい。
目次
ホスト部の魅力①:主人公のハルヒがかわいい!
主人公の藤岡ハルヒは「無気力・無関心・無感動」の三無い系ヒロインであり、とてもハーレム物少女漫画のヒロインとは思えないような性格をしています。
そのものぐさっぷりと無配慮っぷりは作中でも遺憾なく発揮され、ただでさえ庶民の生活に詳しくない金持ち学生達を困惑させることもしばしば。
そんな一方、超金持ち学校の桜蘭学院に特待生として入る(そして学年主席を取り続ける)努力家であったり、不器用ゆえに上手く伝わらないだけで人の事を一番に考えられたりという非常によく出来た子なんですよね。
そんなハルヒがたまに見せる女の子っぽさ。これがま~~~かわいいわけです。
ただ周りのイケメンにちやほやされるだけの弱々しいヒロインとは一線を画すハルヒの姿を目に焼き付けましょう。そしてかわいい~ってなりましょう。
ホスト部の魅力②:何もかもが許されるバカ設定
桜蘭学院に通う人々は何らかの企業の子息であったり何らかの国の皇族であったりが殆どという設定。
なのですが、ホスト部の面々はそれに輪をかけたような金持ち集団なので、作中で何が起ころうと「まぁ金持ちやしな……」という力技の説得力があります。どこでどんな服を着てどんな企画をやってても金持ちなので許されます。
そんな人々が主役なので作画もとにかく過剰に豪華で、常に花柄のトーンが飛び交っているレベル。
まぁ花柄トーンが飛び交っていても許されますよね、お金持ちだし。
ホスト部の魅力③:全登場人物の事を好きになる
この作品の主軸はハルヒを中心としたホスト部の恋愛模様(?)なのですが、それを取り囲む人々も個性豊かで憎めない人ばかり。
目つきの悪さから中々人と打ち解けられないボサノバ君や、妹のために生まれつきの特性と戦う猫澤先輩、ハルヒをどうにか引き抜こうとするロベリア女学院のヅカ部、ぶりっ子趣味でオカマの父に対して素直になれない女子高生のメイちゃんなどなど……
最初こそアクの強いキャラばかりに見えますが、読み進めていくうちにそうしたサブキャラクターの事も好きになる事でしょう。
ホスト部の魅力④:登場人物の成長を応援したくなる
『桜蘭高校ホスト部』は(ほぼ)サザエさん時空で展開する為、歳を取ったりはしないのですが、登場人物の精神的な成長というのは大きな見どころの一つです。
特にハルヒ・常陸院兄弟・バカでナルシストで変態の環の精神的成長はこの作品の軸となっていく非常に重要なファクターであり目が離せません。
様々な出来事を経験してどんどん大人になっていくホスト部の姿をその目で確かめましょう。
ホスト部の魅力⑤:アニメの完成度がめちゃくちゃ高い
最後に取り上げる特徴、それはアニメ桜蘭高校ホスト部の完成度がめちゃくちゃ高いという事です。
この作品のストーリーは基本的に一話完結なのでさっくり見られるうえ、ギャグのテンポが非常に良いので男性でも楽しんで見られること間違い無し。
さらに、宮野真守や鈴村健一を始めとする声優陣はキャラクターのイメージと完璧にマッチしており、やたら豪華な作画との相性も抜群です。
さらにさらに、OPの「桜キッス」、EDの「疾走」はアニメソングの中でも抜群に良い曲であり、エンディングの入り演出はアニメ史に名を残すレベルです。
詳しく知りたい方はアニメ第20話「双子があけた扉」という回をご覧ください。泣くから。
細かな演出もさることながら、原作を丁寧に追いつつオリジナルの展開も絡ませていく脚本も素晴らしく、とにかくいつ見ても素晴らしいアニメなんですよね。
おわりに
という訳で今回は、私の最も好きな漫画である桜蘭高校ホスト部の魅力についてお話をしました。
少女漫画にもイケメンにも興味がないそこのあなたも楽しめる事間違い無しなので、是非一度ご覧ください。