枝と申します。
今回はハヌマーンの「REGRESSIVE ROCK」とかいうクッソ激烈に最高なアルバムについての話をしようと思います。
ハヌマーンというバンドについては前回の記事をご覧ください。
攻撃的で叙情的
このアルバムの曲は最初から最後までほとんどがアップテンポです。
ドラムがバカスカ鳴ってて、ベースがバッキバキに歪んでて、山田亮一のテレキャスはギャリギャリとした金属鳴りをショートディレイとファズで増幅させてて。
「喧しい」と形容するのがうってつけの激しい音色は、ハヌマーンの持ち味を余すことなく味わえるようなものになっています。
そんな激しい曲が目白押しなのに、どこか夕暮れや深夜のような儚さや寂しさを感じさせるのは山田亮一のワードセンスによるものなのでしょうか。
アルバムの中でも特に好きな一曲である「ポストワールド」は大阪の新世界を舞台とした曲であり、曲調からも混沌とした下町の雑多さが表れています。
2サビ前のドラムのブレイクとか聞いてて失禁しそうなほどカッコイイですよねマジで。
アウトロ前に挟まれる赤とんぼのワンフレーズが、この曲をどこか日常的な物にしているのも聞きどころの一つです。
ミッドナイトドランキンスノーマンと爆ぜて消えてしまうのさ。
「果てて」と表記してあることも多いですが、音源では確実に「爆ぜて」と言っています。
この曲もまぁサビ前の「ジャジャジャ」とかがめちゃくちゃ気持ち良い一曲です。
おわりに
ってな訳でハヌマーンのアルバム「REGRESSIVE ROCK」についてちょろっとお話をしました。
今だとYoutubeのトピック機能やamazonプライムミュージックなんかで聞けるので是非聞いてみてください。
あと枝の葬式の時にはこのアルバムを棺桶に入れてください。