枝と申します。
大きな大会が頻繁に頻繁に行われるほど日本での人気が非常に高い「APEX LEGENDS」。
個性豊かなキャラクターがこのゲームの特徴の一つですが、そんな中でも気になるのは最強の構成。
3人という限られた人数で最大限の効力を発揮することができる組み合わせは何なのかを考察します。
目次
現在の環境について
APEX LEGENDSの特徴の一つはPUBGやフォートナイトに比べると全体のゲームスピードが速いことが挙げられると思います。
加えて現在人気で環境トップレベルの武器は「R-99」や「マスティフ」といったキルタイムが早い武器。
それゆえに「ガンガンいこうぜ」というムーブに人気があるのは間違いありません。
これは競技シーンにおいても同じことが言えます。
実力者揃いの大会で順位ポイントを稼ぐのは非常に難しいため、積極的なファイトでキルポイントを拾っていく動きが効力を発揮するシーンが非常に多い模様。
そんな目まぐるしい環境で活躍するレイス、レヴナント、コースティックの強みは何なのかを見ていきましょう。
3キャラの強みとは
レイス、レヴナント、コースティックは大会でも非常にピック率の高い3キャラ。
他のキャラのスキルには死にスキルや慣れた人間には通用しないスキルがある対して、この3キャラは全てのスキルがどの試合においても活躍するのです。
レイス
初期キャラにして全シーズンでトップティアを守るレイス。まずは16:40辺りからのULTを見てみましょう。
一見すると「建築物への強引なプッシュ」という非常にリスキーな立ち回りにも見えるのですが、ポータルで元の場所に引けば相手も無理には詰めてこれない為非常にオフェンシブで合理的なムーブができています。
また調整が入ったとはいえレイス固有スキルのフェイズシフトは依然強力。キャラコンを極めた人間が使えば追う事は非常に困難となります。
レヴナント
皆が愛するツンデレロボットことレヴナントはセリフの人気もさておき、そのスキル性能も非常に実用性が高いものとなっています。
まずスキルのサイレンス。これは長距離でも届く投げ物でありながら、その場に持続するという特性を持ちます。その特性を生かせばインファイトをするための牽制にも使えるし、通路を塞いで逃げることも可能なんですよね。またスキルが使えなくなってしまうと行動の選択肢が非常に狭くなってしまうので相手としても極力近づきたくはありません。そして地味にサイレンス自体の当たり判定も大きい。
ULTのデスプロテクションはノーリスクなプッシュをすることができるようになるので、キルムーブが主流である現環境にはとても刺さっています。「やられたらトーテムに戻る」という特性も安置を先に取っている場合非常に使い勝手の良いものになりますしね。
コースティック
キャラ立ちがしっかりしすぎてて面白キャラ扱いをされているコースティック。
オフェンシブな環境に対して確実な防衛の手を打てるコースティックはピック率が高いのも納得が行きますよね。
ガス缶の煙は視認性が悪いので煙幕としても使えますし、ULTは特定の場所にいる敵に対して確実に炙り出しをすることができます。小さなダメージの積み重ねが最終的なダメージレースでの有利につながることもありどんな試合でも活躍すること間違いなし。
――ちなみにコースティックのみが持つ裏ワザとして「格好の獲物」と「変わらぬ結末」の2つをセリフホイールにセットすることで、いつでも「ウサギのケツ」と言うことができる、というものがあります。環境トップキャラの知られざる裏ワザなので覚えておいてください。
そのシナジーについて
さて。個々の性能の高さは先ほど解説した通りなんですが、この3人ならばお互いの能力が噛み合った完璧なコンビネーションを取ることができるのです。
レイスのポータル+レヴナントのデストーテム
参考動画を見れば非常によく分かりますが「レイスのポータル+レヴナントのデストーテム」というULTの組み合わせはプッシュ力が尋常ではありません。
なぜならばデスプロテクションによる影の第一波とポータルを通って来るフルアーマーの第二派という波状攻撃が可能だからです。理論上は(ここ重要)。
無理やりにでもキルを拾うことができれば物資の回収にもつながり大きなアドバンテージを得ることになるので、この組み合わせを使っての攻めはまさにノーリスクハイリターンなのです。
レイスのポータル+コースティックのガス
「レイスのポータルには敵が通ることもできる」というのは言うまでもない話ですよね。
なので撤退するために使ったポータルに敵が入ってくるというのはよくある話なのですが、コースティックがいればその抑止力になります。特に屋内からポータルを引いている場合はその傾向が顕著。
逆に言えばコースティックを相手側に送り込んでガスで強襲をかけることも非常にたやすい話であり、レイスの移動能力を生かせば攻めも守りもコースティックが担うことができるのです。
レイスのポータル+レヴナントのスキル
先ほどのコースティックを活かした攻めと守りと同じく、ポータルを基点にすればレヴナントでも攻守優れた立ち回りを取ることができます。
レヴナントのサイレンスが持続するというのは最初にも述べましたが、これをポータルに置けば万が一通ってきたときでも余裕をもって迎え撃つことができます。この場合サイレンスは二発まで撃てるってのもミソですね。
レヴナントのデスプロテクションvsコースティックのガス
今まではシナジーの話をしてきましたが、これは逆に環境メタの話です。
コースティックと同じく防衛に秀でたキャラとしてワットソンが居ますが、ワットソンのフェンスはまずアーマーにダメージが入ります。たいしてコースティックのガスは体力に直接ダメージが入るようになっていますよね。
デスプロテクションで返された場合アーマーはフルですがHPは半分まで減っている状態。そんな状態で吸うコースティックのガスは非常に大きなプレッシャーとなります。
先ほどレイスのポータルとデスプロテクションの波状攻撃が「理論上は可能」といった理由はこのコースティックのガスによる環境メタにあるのです。
おわりに
以上がレイス、コースティック、レヴナントの3人が最強の構成なのではないか?という説の考察と解説です。
間違いなく言えますが対人ゲームに最強は存在しません。(というか存在してはいけない)
なのであくまでも知識としてこの記事を読んでいただけると幸いです。
普段もこういったゲームの話をしていますのでぜひTwitterのフォローを宜しくお願いします。
そして一緒に「音が鳴ったほうへ走る脳死APEX」をやりましょう。