「ぼっち・ざ・ろっく!」全部見た!【レスポールカスタム】

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枝と申します。

高校から軽音学部に入学し、かれこれ7~8年は楽器で遊んでいる私ですが、ようやくかの有名な「ぼっち・ざ・ろっく!」を全部見ました。

総括として全体的に平和で良いアニメでした。確かにこれ見たらギターが欲しくもなりますね(ぼざろきっかけでギターを買った人類がフォロワーにたくさんいます)。

ぼざろ、意外としっかり動くアニメ!

「なんか女子高生がバンドをやるアニメ」くらいにしか知らなかったぼざろをようやく全話見たのですが、きらら的タッチの割りにはしっかり動くところはしっかり動くアニメでとても良かったです。作画枚数が多いというよりは、デフォルメされた絵柄なのに重心移動とかが凄いリアルな場面があるって感じで。

きたちゃんのオムライスのシーンとかプリキュアの変身バンクみたいで非常にGOODでしたね。

ミーム的なパロディネタが多めなので人によってはそこが少し寒く感じるかもしれませんが、こういう日常系アニメを普段見ることが無い筆者はあまり気にせず淡々と見ることが出来ました。というか日常系ではこれくらいが普通なんですかね?

細かいところもしっかり手入ってる!

演奏シーンに関しては3DCGとアニメの合わせ技な作画のようですが、これがまたしっかり作り込まれてて良かったです。リョウもきたちゃんも、二人とも楽器を弾きながらマイクで歌ってる訳ですが、指板を見ている時と観客を見ている時の目線の動きとか、リョウが押さえるポジションを動かすときにベースからフッと力の抜ける感じとか、そういう細かいところも破綻なく描かれていて「お~」となりました。そういう所が違うから減点とかは無く、むしろただただ加点対象として素晴らしいっす。

オタクの考察

5話、「ギターと孤独と蒼い惑星」をオーディションで演奏するシーンにおいて、リョウときたちゃんでマイクの高さが違う事にお気づき頂けるでしょうか。ちなみに私は気づきました。

これはベースをしっかり演奏する=指板を見がちになる=顔が伏しがちになるリョウと、簡単なコードをじゃかじゃか弾きながらマイクに対してまっすぐ声を届けるきたちゃんという二人の役割の差によるものと考察します。

確かなリアリティがあります、確かなリアリティが。

おわりに

という訳でぼざろ全部見た話でした。

ちなみに個人的なMVP曲は「あのバンド」です。ストーリー上の演出としても一番かっこいいです。楽器一つで空間を切り裂き、支配するぼっちの雄姿をとくとご覧あれ。

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