枝と申します。
早速ですが皆さん、小学生の頃の夏休みって何をしてましたか?
ラジオ体操に行ってスタンプを集めたり、日差しでキラキラ輝く海に遊びに行ったり、腐葉土の良い匂いがする森へ虫を取りに行ったり。
きっと溢れるエネルギーを色んなアクティビティに使っていたことでしょう。
ちなみに枝はメモリが512MBしか無いWindowsXPでめちゃくちゃフリゲを漁ってました。
という訳で今回は、枝が小学生の時に信じられないほどの時間を溶かした名作フリーゲームの数々を皆さんにご紹介しようと思います。
ちなみに当時使ってたパソコンは起動に5分くらいかかってました。
目次
Elona
最初に紹介するのは2D版ローグライクスカイリムともいえるような「elona」です。
このゲームの魅力はとにかく高い自由度と育成要素。
当時の枝がやっていたプレイングだけで言っても、
- 大きい街の壁を壊しまくって宝石を漁る
- 王様のベッドをパクる
- 敵を倒して手に入れたトロフィーを飾った博物館を経営する
- 少女をタンクにして後方からギャルのパンティーを投げまくる
- 嫌がらせをしてきたキャラを核で吹き飛ばす
などなど多岐にわたります。
文字だけで見たら全く何をやっているのか分からないと思いますが、elonaでは実際にこういったプレイングが出来てしまうんですよね。
一つのキャラデータだけで数百時間は溶けること間違いなしです。
そんな高い自由度の一方で、要素が多すぎる&ショートカットキーが多すぎることから、最初のプレイでは何が面白いのかさっぱりわからずゴミ箱に放り込むことになるでしょう。
それもまたelonaをやる上で一度は通る道なんですけどね。
ちなみに「elona」はスマホ版も出ていますのでぜひ一度遊んでみてください。
ヴァーレントゥーガ
「ヴァーレントゥーガ」は数百を超えるユニットを動かして戦うRTS(リアルタイムストラテジー)です。
キャラの特性や固有の必殺技などをリアルタイムで理解しつつ動かす必要があるため難易度は非常に高いのですが、数百のユニット同士が全力でぶつかる様は見どころ満載。
それに加えてこのゲームは、追加のシナリオや登場人物を差し替えたものなどバニラ以外での遊び方もアホほどできます。たのしいね。
ちなみに自分は「あのころにもどりたい」という東方版ヴァリアントをずっとやっていました。
ディアボロの大冒険
「ディアボロの大冒険」はジョジョ6部に登場する敵の大親分ディアボロを主人公とした二次創作のローグライクゲーム。
ジョジョゲーらしく武器や防具はスタンドのDISCとして扱われており、それによって手に入れた様々な能力を使いダンジョンをクリアしていきます。
そんなこのゲームがオススメな理由はとにかくジョジョ愛が凄いという事。
ドット絵で描かれたキャラクターやスタンドのクオリティは凄まじく、登場するアイテムも本編にゆかりがあるものばかりなので、ジョジョファンであればその小ネタの多さに衝撃を受けることでしょう。
もちろん、ジョジョを知らない人でも高難易度のローグライクゲームとして楽しめますよ。
freeciv
続く「freeciv」は名前の通りシヴィライゼーションに影響を受けた無料のストラテジーゲームです。
時には他国と協力、時には敵対しながら自分だけの文明を築き地球の統一を目指しましょう。
主なゲームルールはシヴィライゼーションそのものなので、戦争の指揮だけではなく自国の内政に関しても見る必要があります。
もう一ターン、もう一ターンとプレイを続けていると、気づいた時には夜が明けていることでしょう(実話)。
悪の教科書
続く「悪の教科書」は今までのゲームと違って文章を読み進めるだけのノベルゲーム。
様々な心の問題を抱えた子供たちが「先生」と呼ばれる人物に出会う事で人生を変えていくと言った内容です。
そんなこの作品の特徴はいじめ、差別、宗教、死などとにかくテーマが重いこと。心の弱い方は一話を読み終えるたびにクッソデカいため息が出てしまうと思います。
だからこそこの作品は凄まじく印象に残るはず。
実際の所、小学生の時に見たこの作品が未だ私の脳裏に焼き付いていますからね。
ヴァンガードプリンセス
「ヴァンガードプリンセス」は激烈に丁寧なドット絵が魅力の2D格闘ゲーム。
フルボイスの格闘ゲームとして既に完成度が素晴らしいのですが、とにかくこの作品はドット絵のクオリティがヤバすぎてヤバいです。
どのキャラのどのモーションを見ても「良く出来てるな……」と感動する事間違い無し。それこそ企業が作ってる作品にも全く見劣りしませんからね。
肌色面積がかなり多めの格ゲーという事で人を選ぶタイトルではあるのですが、是非一度触って見ることをお勧めします。
いりす症候群!
「いりす症候群!」はちょっと変わった世界観を持つ落ち物のパズルゲームです。
ゲーム内容はシンプルなのですが、様々な考察の余地があるバックストーリーに惹かれる人も少なくありません。
そんなこのゲームの大きな魅力は暗くてチルい良質のBGMです。
これに関しては個別で記事も書いているくらいなので是非聞いてみてください。
レミュオールの錬金術師
最後となります「レミュオールの錬金術師」は、フリーゲームをよくプレイする人間であれば誰もが知っている超A級のフリーゲームです。
ちなみにどれくらい人気があったかというと、スマホでアプリゲーとして販売されるよりも前にダイソーでCD-Rとして販売されたくらい人気でした。
そんなこの作品は、巨額の借金を抱えたぐうたら魔女のティコとして商品を売りさばき、たくさんのお金を稼ぎ続けるという経営ゲー。
ちなみにボイスも完備です。
明らかにフリーゲームのクオリティじゃありません。
おわりに
という訳で今回は枝が時間を溶かしまくった名作フリーゲームの数々を紹介しました。
大抵の作品は動作も軽いためノートパソコンでも遊べると思います。
なんかゲームやりたいけどお金が無いという方は是非参考にしてみてくださいね。