枝と申します。
早速ですが皆さん、爆破という現象はご存じでしょうか?
爆破~BAKUHA~とは「爆発の衝撃により、建築物、岩石、車両などの物体や物質を破壊すること(wikipedia)」であり、その派手さからスーパー戦隊や仮面ライダーと言った特撮には必須の存在となっています。
また、太陽の塔を作った岡本太郎曰く「芸術は爆発だ」とのことなので爆発=芸術であり、あとなんとなく漢のロマンのような気もしますので、人生で一度は経験しておきたいものなんですよね。
という訳で今回は、読売旅行が主催する「ナパーム爆破体験ツアー」に参加し、岩船山で撮影をしてきた話をしていきます。
目次
読売旅行主催のナパーム爆破ツアー
今回応募したツアーは読売旅行が主催するこちらのプラン。
本格的なナパーム爆破を13,898(いざ爆破)円で行えるという非常にリーズナブルなツアーです。
一方で参加枠には限りがある為、早め早めの予約を心掛けましょう。
なお、最悪の場合死に至る可能性があるという事を理解した上で参加しましょうね。
(専門家が細心の注意を払ってくださるのでまぁありえない事ですが)
同行者を見つける
先ほど提示した13,898円というのは2人以上で申し込んだ場合の値段であり、一人で申し込む場合だと19,898円になってしまいます。
なので見つけられる場合は(爆破に理解のある)同行者を見つけると良いでしょう。
ちなみに自分はすぐ見つかりました。
いざツアーへ
バスの出発は東京駅の鍛冶橋駐車場。
カメラや三脚、衣装などの準備をしっかりした上でバスに乗り込みます。
メインはもちろん岩船山における爆破ですが、そこまでにも弁天池という恐ろしく水が綺麗な池や佐野プレミアムアウトレットという恐ろしく店が多い土地へも行くことが出来ました。
栃木の観光地に行く機会はかなり少ないので貴重な体験ができたと思います。知らんけど。
ちなみに弁天池の水はマジで恐ろしくキレイでした。
色んなお魚はおろか底の底までバッチリ見えます。
リアルタイムレイトレーシングってスゲー!
岩船山で爆破体験
さて、そうした先に辿り着く岩船山では仮設のテントと切り立った崖が我々を迎えてくれます。
「なんか劇場版っぽいな~」という感情になったあなたはきっと特撮オタクでしょう。
これは近くにある尾根を登り、高い場所から撮影地点を見たものです。
撮影地点には半円状にカラーコーンが並んでおり、その内側、つまり爆破地点には立ち入れないようになっています。
これにより安全が確保されている訳ですね。
撮影は動画で
撮影は爆破地点を中心として半円状に設置されたカラーコーンに立って行います。
自分のカメラと三脚を設置して動画を撮り、その中からお気に入りのフレームを切り取りましょう。
また、爆破をバックに撮影できるチャンスは全部で3回。そのうち1回は練習なので、渾身の写真を撮るチャンスは全部で2回という感じでした。
ちなみに写真中央で放心してるのが我々ですね。
ナパーム爆破の熱と音
満を持して行われるナパーム爆破撮影なのですが、爆破地点からそこそこ離れているのにも関わらずまぁまぁの熱風を感じました。
なのでもっとちかかったらもっとあつかったと思います。
ちなみに爆破音は「ボカーン!!」というより「パァン!!」という鋭い音。
一回目の爆破時は参加者のほぼ全員がビックリしていましたね。
だって音が大きいんだもん……
動画で確認しよう。
実際の動画がこちら。
音がデカいですね。
多様な参加者と創造戦士トチエイター
はい。
この写真一枚だけでも情報量の多さが伝わると思うのですが、50人前後の参加者には
・特撮好きっぽい社会人のお兄さん
・みんなで写真を撮りに来ているご家族
・機関銃を持ってセーラー服を着たギャル
・ガチのプロレスラー
・戦隊ものっぽい服を着たお姉さん
・剣道の道着を着たおじさん
・一生自撮りを続けるお姉さん
などなど、ありとあらゆる老若男女が集合していました。
また、途中からは栃木のローカルヒーローである「創造戦士トチエイター」まで加わり、会場は非常に混沌とした様子。
この日の最高気温は35℃を超えており、薄着の参加者はまだしもロボットであるトチエイター達がオーバーヒート的なアレにならないか非常に心配になりましたね。
あとめちゃくちゃ乱雑に設置されたトチエイターガチャが非常にシュールでした。
初心者の作ったUnityゲーか?
おわりに
以上、読売旅行が主催するナパーム爆破ツアーに参加してきた話でした。
人間は爆破を経験した人と爆破を経験していない人で二分されますので、皆さんもぜひツアーへと参加して「こちら側」へお越しください。
それではさようなら。