枝と申します。
いつも通りTwitterを見ていると、何故かここ数日「やたら要素を盛られたケモ絵」が次々と流れてくるようになっていました。
まぁ当然元ネタがあっての事だろうという事で調べてみたところ、元ネタは藤想(@kanon_pic)さんの「ケモ夫人」という漫画のようです。
ということで今回はTwitterで大流行している「ケモ夫人」についてのお話をしていきます。
……なぜ急激に流行っているのでしょう?
目次
刺さる人に刺さるケモ夫人のキャラデザやキャラクター性
まず考えられるのはケモ夫人のキャラデザが秀逸なことでしょうか。
1話の1コマ目から既に分かるように、「そういうのが好きな人」には間違いなくぶっ刺さるデザインをしていますね。
ケモナーが大事にするマズル感もバッチリです。
また「ちょうちょしか捕まえたことないのよ…?」というケモ夫人のキャラクターを象徴するようないじらしいセリフも見逃せません。
これも「そういうのが好きな人」には刺さることでしょう。
襲い掛かる理不尽
そんなケモ夫人に襲い掛かるのは「斧で巨人を討伐してください」という理不尽です。
討伐なんて言葉「モンハン」か「ちいかわ」でしか聞くことのない単語ですよね。
しかもそんな難題が一ミリの脈絡もなくケモ夫人に課せられます。
かわいそうはかわいいとは言いますものの、この先どうなっていくことやら……
豊富なファンアート
そんな「ケモ夫人」にはもう既にたくさんのファンアートがアップロードされています。
ただこれ、大きく「えっちなファンアート」か「叡智(ブラボ並感)なファンアート」に分けられるんですよね。
「斧」と「巨人」と「討伐」でフロム作品のパロディが次々出ているのはインターネットの恐ろしいところだと思います。知らんけど。
メタあり、シュールあり、闇ありな世界観
そんな「ケモ夫人」の最新話である第4話には様々な要素が絶妙に取り入れられています。
まずは3話から出ているクソデカいスマホ。シュールです。
次にケモ夫人に対して夫と思われる人物が告げる「また、現実から逃げたね…」というセリフ、そしてそれに対してケモ夫人が取るリアクション。ここでは普段生きづらさを抱えている人の悩みというか体験というかを絶妙なニュアンスで描いているように思えますね。非常にエグく生々しいです。
「なんかかわいい感じの世界じゃないんだ」というメタ的な発言にも注目。ギャグ時空じゃないという事がほぼ確定しましたので、ケモ夫人はこの先もきっと心が痛むような出来事に出会っていくのでしょう。
おわりに
という訳で今回は突如Twitterで大流行している「ケモ夫人」について、現在分かっていることをまとめてみました。
この先の展開が非常に楽しみです。
わくわく。