枝と申します。
初期も初期から私が追い続けている「都まんじゅう」こと「Project:;COLD」
このプロジェクトは架空のキャラクター達が実際にSNSを動かし「現実」と「仮想」の境界を曖昧にしつつ物語が進行するという非常に画期的な形式を取っています。
物語の謎を解くための情報もTwitter、youtube、Googleドライブ、個人のウェブサイト、Vketなどありとあらゆる場所に存在。
謎解きが好きな人々は好んでこのプロジェクトに飛びつきました。
ところが。
プロジェクト開始から2ヶ月ほど経った今、斬新ゆえに生まれる様々な問題がようやく見えてきたのです。
目次
参加者(融解班)が介入できない
このプロジェクトの売り文句は「参加型ミステリー」というところにあります。Twitterでの積極的な情報発信やリプライなんかで物語の結末を変えることができるという話ですね。
しかし実際の所、我々が関与できた点というのは非常に少ないんですよね。
リプやDMは無意味
何となくお察しの通り、ツイッターのDMで彼女たちに直接行動を促すことは無意味です。
リプライには多少反応があったりしますが、それというのも「今日は何食べた?」とか「気を付けてね;;」とか、そういった当たり障りのない物に対してだけ。
具体的な話をすれば「Reaperというアカウントにフォローされると死んでしまう」という話の流れを汲んで、「Reaperをブロック、あるいはフォローされた後にブロ解しよう」という提案が何回も出ていたんですよ。
結果は無意味。我々はみやまんメンバー全員にだんまりを決め込まれてきました。
……まぁ確かに顔も知らないヲタクの群れが「このアカウントブロックしなよ^^」とか言ってきてたらキショイですけども……
とにかく!介入しろと言われているわりに介入の仕方がイマイチはっきりしないんですよね。操作方法の説明も無しにセーブ・ロード禁止でトゥルーエンド目指せって言われているようなもんなんですよ。
我々が介入できた事
そんな我々が、かろうじてこの物語に関われたこと。それをリストにしてみました。
- 岩永静のランニングを阻止(外が暗いので)
- 金庫を開ける暗証番号の解明
- 金庫の中に入っていたメモの謎の解明
- イマオカ・オカルト倶楽部から送られてきた動画の謎の解明
以上です。
そう、我々が物語に介入できたのってたったこれだけなんです。
細かいことを言えば岩永静のランニングを阻止した(外が暗かったので)とかもありますが、それもストーリーの本筋には関係無さそうでしたしね。
じゃあ我々がそれ以外の時間どうしていたのかといえば、事件に関係があるのかもよく分からん情報の断片を掘り当てては「どう使えばいいか分からん」と置いておくことを繰り返していたのです。具体的には
- binarycityって何
- reaperをフォローしていたunknownって誰
- そもそもreaperは誰
- binarycity_iというアカウント(ビルのQR)
- 部屋?のような画像(ゲームボーイのQR)
- 静は死神と面会していたっぽい?
- 理也が全部悪かったってどういうこと?
- 理也に話しかけてた沼山和則って誰?
- 最新2本の動画に含まれている声は何?
- Googleドライブから見えた画像は何?
- メンバーサロンから送られてきた画像は何?
- 北澤千春は何が関係あるの?
- 武道館2024って何?
といった感じで……(白目)
風呂敷だけが広がり続け、メインコンテンツで(故意に?)置いて行かれているというのが現状なんですよね。
融解班 vs 愉快犯
こうなることを運営が意図していたのなら、それはコンセプト通り「現実」と「仮想」の境目が曖昧になってきていると言えるので非常に素晴らしいのですが、
12月に入り考察の妨害を行う愉快犯の活動がより一層活発になってきました。
これはどういうことかといいますと、プロジェクトに関係があるアカウント(運営が作成したアカウント)を模したアカウントが増えてきたという事です。
いかにも登場人物の裏垢っぽい物、暗号だらけで意味深な文章をつぶやく物、全部知ってますよという体でツイートを続ける物……数えだせばキリがありません。
「null」から続くこの戦いが、別の所で火種を産むことを誰が予想していたことでしょうか。
考察ディスコードの統率が……
大まかな内容はこの動画をご覧いただくとして、どうやら融解班の方々が集まるディスコードサーバーで様々な問題が発生している様子。
ノイジーマイノリティとでも言いましょうか、人が集まれば集まるほど「ヤバい人」というのも浮き彫りになってくるわけでございましてね。
言葉遣いやマナーのなってない奴は出てくるわ、それに対して自治厨は湧くわ、絵の無断転載をする奴は出てくるわ、怪文書を見せびらかす人間はいるわ、とどうもカオスになってきているようなんです。
その極めつけが「怪しい一般のアカウントを晒す」という行為でして、先ほど述べた愉快犯の活動も相まって人狼のような疑心暗鬼の状況が生まれてしまっている訳なんですよ。
Reaperを通報しまくって凍結させる戦法とか……スーパーコンピューターを使ってQRコードを解読するとか……なんかこう……そうじゃなくない……?
という感じがしますよね。
SNSでバンバン呟いてね!って言われている考察をディスコードサーバー内で秘匿してしまっているのも勿体ない気がしますし、サーバーに参加している方々の今後の動きに期待しましょう。
おわりに
という感じで、ストーリー以外の場所でも話題に事欠かない「Project:;COLD」
みやまんメンバーの運命は、我々融解班は、そしてこのプロジェクトは一体(色々と)どうなってしまうのでしょうか。