
枝と申します。
皆さんは「流星群」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。流星群、それは空から星がいっぱい落ちてくるアレであり、ラティオスがスカーフを付けてぶっぱするアレです。インターネットでの調べによると、年に数回はこの流星群を我々の目でも観測できる日が存在するらしく、何でも2026年8月12日~13日はペルセウス座流星群の極大日・かつ、ほぼ新月で月の明かりが星を邪魔せず、天体観測するのに素晴らしい条件が揃った一日とのことでした。
そんな情報を手にした我々は、長野県にあります八ヶ岳グレイスホテルで天体観測をしてきました。普通に長野旅行としても良い立地だったので、周辺施設も含めて諸々お話していこうと思います。
目次
野辺山駅へ行こう

東京に在住しており車を所有していない筆者が星を見るには、公共交通機関の力を借りて山奥へ行くしかありません。という訳で今回目指したのは長野県にありますJR野辺山駅です。ルートは新宿から中央線で高尾へ、高尾から小淵沢へ、小淵沢から野辺山へという形。
短時間で小淵沢駅まで行ける特急あずさは大人気で、直前での予約は取れませんでした(惨敗)。在来線で行くなら4時間コースなので余裕をもって家を出るようにしましょうね。なお、野辺山駅にはICカードのゲートがあるので、新宿駅から野辺山駅まで紙の切符や乗車券などは不要です。大変楽で宜しい。

また、野辺山駅と周辺の施設を結ぶシャトルバスに無料で乗れるので、電車で来た人はこれを利用すると良いです(初日は知らなかったので歩いた)。定員12名なのでそれだけお気をつけください。
野辺山駅から八ヶ岳グレイスホテルまでの道のり
野辺山駅周辺の主要施設にはバスで行ける。ということを初日の私は知らなかったので、野辺山駅から八ヶ岳グレイスホテルまでは歩いて行きました。30分程度なので全然歩ける距離ですし、デカい道路に沿っていくだけなので迷う事はありません。
古民家ごはんとおやつ ふるさと


野辺山駅と八ヶ岳グレイスホテルのちょうど中間地点くらいにある古民家カフェレストランが「ふるさと」です。和食を中心としたメニューが用意されており、信州らしくそばや地元で取れた天ぷらを食べることができるのですが、おばんざい的なセット(八ヶ岳ごはん)のアタマだけ頼めるというシステムが非常に嬉しかったですね。ちょっとずつ色々食べたい人は狂喜乱舞することでしょう。
なお、セットにも入っている花豆は八ヶ岳の名産品だそうで、そら豆を超えるHUGEなサイズながらに素朴な甘みが大変上品な味わい。色んなところで甘納豆を買えるので、お土産にもかなりオススメです。
高原野菜直売わたなべ

八ヶ岳グレイスホテルの眼の前には「高原野菜直売わたなべ」なる直売所が存在。各種野菜は勿論のこと、桃やプラムなどの果実類、そして何よりぶどうの品揃えが凄まじいです。値段も東京のスーパーなどに比べるとかなりお値打ちなので、なんか一つは買う事をおすすめします。
筆者は巨峰系の「甲斐キング」を一房、家に買って帰るようにシャインマスカット系の「クイーンルージュ」を一房ずつ購入しました。どっちも美味しかったです。
星を見ろ!八ヶ岳グレイスホテル

ここが今回の目標地点。標高1,375mに位置する八ヶ岳グレイスホテルです。
ひとたび足を踏み入れると望遠鏡や野鳥・天体の図鑑、カブトムシやクワガタといった大自然的要素が宿泊客を出迎えてくれます。また、山奥に位置する為明かりという明かりに虫さん達が大集合しています。部屋の網戸はしっかり閉めておきましょう。

今回は朝食だけの予約だったので晩御飯は自前で用意するスタイル。
1Fにある売店でおやきを4種類買うなどしました。備え付けの電子レンジで冷凍のおやきを温めればその場で食べることができます。「おやきはあんまり美味しくない」という風説を聞いていたので若干疑いながら食べたのですが、モチモチの皮と甘辛くシャキシャキした野沢菜が良い具合で美味しかったです。誰だおやきは美味しくないとか言った俺の父親は!
他のきんぴら牛蒡、切り干し大根、山賊焼も全て美味しかったですね。山賊焼はほぼ肉まんの味がしました。
森に囲まれた専有グラウンドでのびのび天体観測

八ヶ岳グレイスホテルに泊まる醍醐味はやはり天体観測に他なりません。ホテルが森の中に終日出入り自由のグラウンド(と呼んでいる開けたスペース)を所有しており、宿泊客はここで自由に星を見ることができます。
また、有識なスタッフさんによる星の説明会もあるため、小学生の理科の授業ぶりにしっかり星を眺めた筆者でもどこを見ようかなという指針を持つことができました。説明会は20時からだったのですが、この段階で普段見えない天の川を肉眼で観測できたり、5個以上の流れ星を観測したりとかなりの充実っぷりです。ペルセウス座流星群以外の一般通過流れ星もかなりの数存在していることを初めてこの目で確かめることができました。
なお、ホテルの目の前には踏切があるので、午前二時踏切に望遠鏡を担いでいくことが合理的かつ現実的に再現可能です。他の人を驚かさないよう、ハローどうも僕はこことライトなどでアピールしながら移動するようにしましょう。
流星群、マジでめっちゃ星落ちてくるっす

20時頃にスタッフさんの説明会があったのですが、ペルセウス座流星群が最も見えるのは2時〜朝方にかけての数時間。ということで一旦仮眠をして3時頃に起床。眠い目を擦りながら木々に囲まれたグラウンドへ行きました。
いざグラウンドにさえ行ってしまえば、後は星を見るだけの簡単なお仕事です。空が白んでくるまでの1時間程度、存分に天体観測をすることができました。どうしても雲がちらほらと空を隠してしまうことはありましたが、直前まで台風が来ていた中ではかなり好条件だったように思いますね。
普段写真を撮る際はインテリジェンスオートで何もかも電子制御に任せている筆者も、今回ばかりは流石に手動で星を撮影しました。マニュアルフォーカス、シャッター速度8秒・F値は最低値(開放)、ISOは3200などなど、さも知ったようにインターネットで見た数値を設定して写真撮影を行いました。初心者並の星空撮影苦労話として、写真を撮って確認するまでピントが合っているか分からず、せっかく雲の隙間が空いたタイミングを逃してしまうということが頻発したので、今後は狙った時間の前にある程度練習しておこうと思いました。
動物触り放題!滝沢牧場へ

翌日。朝食のバイキングでしこたまご飯を食べた後、ホテルから野辺山駅までの道のりにある滝沢牧場へ行ってきました。
ここは徒歩でサクッと一周できる程度の程よい広さの牧場で、牛・馬・ヤギ・ウサギ・犬などと触れ合うことができます。牧場ならではのソフトクリーム・ジェラートもスッと引いていく後味のさっぱりした美味しさでした。

ちなみに、ここは動物が「その辺に置かれている」とでもいうような加減で放置されているので、大体の動物は好きに触り放題でした。キッズも大量に跋扈しているので、漠然と動物に触れあいたいな~とお思いの方にはピッタリかと思われます。
おわりに

という訳で今回は、ペルセウス座流星群を見る為、長野県は野辺山駅から歩いて行ける八ヶ岳グレイスホテルに行ってきた話でした。
山の美味しい空気を吸って、そばを食べて、ぶどうを食べて、牧場で動物を触って、かなり充実したコンテンツのラインナップだったと感じます。皆さんも東京の薄汚れた空気に嫌気がさしたら、長野の野辺山まで遊びに行ってみましょう。