
枝と申します。
機動戦士ガンダムジークアクスを全て見ました。以下感想です。
目次
とりあえず一言
良い大人がきちんと会議をして、長年の時間をかけて、
最高のクリエイターを集めて作り上げた汗と努力の結晶が、
1stガンダムのハチャメチャHAPPY二次創作じみた
作品なんかい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
!!!!!!!!!(楽しいね)
ガンダム味のガールミーツボーイ&ガール

機動戦士ガンダムジークアクスという作品、あれこれ深く考察したりする余白が作られている作品だとは思うのですが、最終回を見終えた感想としては「なんか凄かったな……」が最初に出てきました。
ガンダムを知っている人に対する「はいよ、いつものね!ちょっとオマケしとくよ!(ニカッ」で溢れているので、オタクであれば非常にニヤニヤニチャニチャできるのは間違いないのですが、ガンダムを知らない人にも「ほいよ、特製いっちょ上がり!これがウチの味ね!(ニカッ」と作品を味わってもらえるような、有無を言わさぬ勢いがあったように思います。
特に最終回のドライブ感は凄いです。マチュとニャアンにそれぞれ拳銃を渡してみたり、シュウジを巡ってドロドロすんのかな~という不穏な空気を匂わせておきながらも、いざ訪れる最終回では刹那で仲直りしてプリキュアが如き連携を見せるという目まぐるしさ。また、ヒゲマンはヒゲマンで「シャアを生かしててもロクな事が起こらん」というのを早々に察知しているシャア絶対見つけ出して始末するヒゲマンだったというこれまた意外なサプライズがあったりと、かなりのパッションを感じました。
そんな情報量が多い作品ではありますが、終わり方は非常にスッキリさっぱりしたガールミーツボーイだったので、機動戦士ガンダムというIPの中では相当カジュアルに見ることが出来る作品だったと言えるのではないでしょうか。
キャラクターに対する感想とか
マチュ:序盤は狂暴すぎて怖かったけど、最後は真っすぐに主人公してて良かった。ルフィ系の「圧」がある。描写が無いだけとかじゃなくてマジの本当に一人も殺して無いのは凄いぞ!
ニャアン:生きる力が強すぎる余りワケワカになって落ち込んじゃう女の子。人殺しに対しての罪悪感とかはあんまり無さそう、生きるのに必死だからね。最終回におけるマチュとの仲直り速度は必見。
ヒゲマン:人生一回諦めてるにしてはギレン・キシリア・シャアの討伐を目標にしており、志がめちゃくちゃ高い。変態ヒゲマスクとしてこれからも頑張って欲しい。
エグザベ:NTとは思えないくらい鈍感だけど、NTとは思えないくらい良い奴だし、ガンダムに出てくるマジの良い奴なのに最後まで生き残るスゲーやつ。ギャンであんだけ好き放題やって強いのはホントに凄いだけだから凄い……
シャア:だからお前はさ~~~(クソデカため息)とガンダムファンに言われ過ぎたのか、初代ガンダム放送から46年目?にしてついに作中で説教を受けることに成功。ヒゲマンよくやった。それはそれとしてガンダム鹵獲シーン辺りで、有名なシーンのセリフをずっと一人で再現してたのは若干引いた。
コモリン:結局エグザベ君と会話してないらしい。あとマチュとはどのようにして仲良くなったのかをご説明頂きたい。
シイコ・ドゥー:サッと出てスッと退場したにしては二次創作イラストが多すぎる。
毒ケーキ先輩:何……?なんで……?
徹底考察!米津玄師は何を見て笑ったのか

ジークアクス最大の謎、それは11話公開後にこのツイートを残した米津玄師がどのシーンを見て笑ったかです。先に全話を見ていた米津がどの辺で笑った可能性があるかを、皆さんも一緒に考えてみてください。
- プリキュアみたいに変態赤マスクになるシャア
- イオマヌグッソに何故か存在する劇場と、さも当たり前のように置いてある赤コーン
- 「BEYOND THE TIME」をバックに出てくる白いガンダム
- 作画ミスも含めて書き下ろされているガンダムvsゲルググ
- 急に池田秀一になるシャア
- シャアにバズーカをご提供する為だけに沈む軍警サラミスと軍警ザク
- またシャアのバズーカで消し飛ぶキシリア
- 一応ヅダにも乗らされているシャア
- 負けそうになると巨大化するガンダム
- エヴァじみた口の開き方をしたと思ったら古谷徹ボイスで喋るジークアクス
- 思い出したかのように斧の形になるジークアクスのビームサーベル
- ヤドカリの真似をするコンチ(かわいい)
おわりに
という訳で機動戦士ガンダムジークアクスを全て見た感想でした。
ギャンが活躍してたので凄い良かったです。