こんにちは、枝と申します。
誇り高き日本国民である皆さんは、「NHK」こと日本放送協会の事をご存じですよね。
NHKではニュース、料理、アニメ、教育、語学など、ありとあらゆるジャンルの番組を見ることができ、人気の大河ドラマでは視聴率30%を叩き出すこともあったそう。
日本にお住いの方であれば、必ず何かしらの番組を見たことがあることでしょう。クッキンアイドル アイ!マイ!まいん!とか
そんなNHKが他のテレビ局と一線を画す点、それはテレビを持っているだけでNHKの契約対象者となり、一度契約をしてしまったら月額で料金を支払わなければならないという点です。
テレビを見たかどうかに関わらず必ず引き落としがありますし、解約の際には必ず電話窓口を通して解約の書類を手に入れなければなりません(インターネットからの解約は不可能)。
月々2,000円少しという金額はネットフリックスやYoutubeプレミアムの月額よりも高いわけですし、そりゃあ払わなくて良いなら払いたくないですよね。
という訳で今回は、筆者がNHKを解約するまでの道程をここに記しました。
同じ状況に居る方は参考にしてみてください。
目次
テレビが無いのにNHKへお金を払っていた筆者
NHKの受信契約をしたのは、2019年春の話になります。
初めて一人暮らしをするとなった時、家の契約書の中にNHKの契約書も入っており、そこで受信の契約をしてしまったんですよね。
ところが、生粋のパソコンくんである私はテレビを殆ど見ませんでした。全くもって意味の無い支払いを、大学生としての4年間続けていた訳です。
さらに時は流れて2023年の3月。
東京への引っ越しに伴って、私はテレビを京都の友人に売ってしまいました。つまり、東京に来てからの数か月間は、テレビが存在しないのにNHKへお金を払い続けていたことになるんですよね。
なお、住所変更の連絡を入れずとも、NHKは引っ越し後の家にお便りを送ってきました。こわ。
メルカリで安いジャンクのテレビを買う
NHK解約の際には「テレビを処分した証明となる書類」が必要になります。
逆に言えば、書類さえ手に入ればNHKを解約できるわけです。
ということで、メルカリにて贄(にえ)となるテレビを購入しました。
価格は送料別で500円。
「なんか横がベタベタしてますがすみません!」とのメッセージを出品者の方から頂きましたが、全く問題ありません。だって贄(にえ)だもん。
次はこいつを業者の方に処分してもらいましょう。
処分証明書類(リサイクル券)を貰う
生贄となるテレビを準備できたら、家電リサイクル受付センターにて回収を依頼、テレビの型番や大きさを記入したり、回収日を設定したりしましょう。
ちなみに19Vのテレビで回収費用は5,665円でした。
これは……輝かしい未来を作るための投資だから……ッ!
そうした末に手に入れたリサイクル券、領収書がこちら。
これこそがNHKと私の因果を断ち切る剣となってくれましょう。
NHKに電話をかけて解約書類を送って貰う
解約書類の準備が整いましたら、NHKふれあいセンターへと電話し、解約書類を送付してもらいます。
月曜朝の10時に電話して、オペレーターの方が出てくるまでの待ち時間は約3分半。それなりに待たされるので覚悟しておきましょうね。
「地域の放送局へ電話したほうが早い」という裏ワザもあるようですが、真偽は不明です。
オペレーターの方が電話に出てからはこんな感じのことを聞かれました。
・どんな理由でテレビを処分しましたか?
・いつ(何月何日)での処分ですか?
・どんな処分方法ですか?(自治体の回収か、業者の回収か)
・他の受信機器(ワンセグのスマホ、チューナー内蔵PC、カーナビ)持ってないですか?
プライバシーに関わるようなことまで根掘り葉掘りされるのかと思っていたんですが、蓋を開けてみると非常にあっさりとした受け答えで全然大丈夫でした。ただ質問に答えていくだけでOK。
送付には一週間ほどかかるそうなので、届き次第、リサイクル券の写しと共に返送しましょう。
解約書類
そしてこれが届いたNHKの解約書類。
世にも珍しいのでよく目に焼き付けておきましょう。
おわりに
という訳で、テレビを持っていない筆者がNHKを解約した一連の手順についてでした。
こうでもせんと解約できんという点には、かなりの不可解さと理不尽さを感じますが、まぁやりようはあることが分かって一安心です。
解約できた方は浮いたお金でKomifloにでも入っておきましょう。
あと普段からNHKを見ている人はきちんとお金払いましょう。