こんにちは、枝と申します。
早速ですが皆さんは「青の洞窟」という観光スポットをご存じでしょうか。
「青の洞窟」というのは、特定の条件下で透明度の高い海水を見ると海が青く見えるという原理を利用した観光スポットであり、その美しさは国内外を問わず高い人気を誇っています。
そんな青の洞窟は日本各地に存在するのですが、今回私は北海道小樽にあります竜宮クルーズが主催するクルーズツアーで青の洞窟に行って参りました。
今回はその記録です。
目次
クルーズを予約する。
「青の洞窟」にはボートでなければ入れませんので、行きたい場合はまず最初にクルーズツアーなどを予約する必要があります。
今回私が選んだのは検索上位に表示されていた「龍宮クルーズ」。
サイトから簡単に当日予約が出来ました。
当日は15分前までに龍宮クルーズの事務所(?)に集合しましょう。
写真一枚だけなのに「青の洞窟」が4個、「龍宮クルーズ」が2個も目に入るのが良いですね。
(見えにくいだけで実際は5個ずつある)
事務所内にはロープの結び方を始めとする海っぽい概念が飾られています。
早く着いてしまった方はここで海の概念を摂取しておきましょう。
いざ出発
準備が整い次第出発です。
ボートは全部で15席ほどの小さなボートで、素人目にも小回りが利きそうな感じ。
お客さんは2人組のカップルが多く、海へ出立する興奮を語り合っていました。
なお、私はもちろんシングルライダー。
左側の視界が広く取れたので良かったなと思います。
マジでマジで。
ちなみにこのボートは体感速度が割とエグく、久しぶりに生命の危機を感じました。
右手の握力強くて良かった~(約50キロ)
色々見れるぞ龍宮クルーズ
そんな龍宮クルーズのツアーは青の洞窟だけでなく、周辺の岬にある名所を順番に辿ってくれます。
船長はクリントイーストウッド似のひょうきんなおじさん、飲み物ホルダーには午後の紅茶がセットされていました。
これは最初に見た柱状節理の岩です。
出身である兵庫県には玄武洞という有名な洞窟があるので少し懐かしくもありましたね。
これはトド岩です。
冬になると魚を求めて南下してくるトドがここに集まるそう。
今はカモメが沢山住んでいました。
かつてはこんな場所に宿泊施設が存在していたらしいです。
こんな場所観光地にすな。
突入、青の洞窟【小樽】
紹介した他にも色々と回ったのですが割愛。
ここからは青の洞窟に突入していきます。
洞窟は天井が非常に高く、近づくにつれてどんどんと迫力が出てきます。
洞窟の近くまで来ると壁沿いの色も変わってきました。
壁や床が透けて見えるような環境になっているという証ですね。
これが入ってきた入口。
遠くで見ると小さく見えますが、近づけばゆうに5mはあろうかという高い穴です。
そしてこれが青の洞窟です。
海と言えば青色で描かれることが多いわけですが、実際にここまで青い海というのは初めて見るものでしたね。
高い天井に響く波の音も非常に幻想的で、この場所へ最初に辿り着いた人の感動は相当な物だっただろうなと思います。
こちらは出口の写真。
実際に滞在していたのは4分程なんですが、その荘厳さから体感は非常に長く感じました。
良い体験だった……
カモメとの戦い
さて、帰り道ではトド岩にいるカモメへの餌やり体験ができます。
この茶色いのは雛ですね。
人に慣れているのでこちらへ寄ってくるのがとてもかわいかったです。
一方で成鳥のほうはエサを取れるまでずっと付いてくる驚異のホーミング性能を有しており、船がどれだけ速度を出そうがかなりの距離を飛んで付いてきます。何かに例えるとすればシアーハートアタックくらいの追尾性能です。
そんな中でエサ(かっぱえびせん)を持った手をボートから付き出してみると、即座に手から奪い取られました。
それがこの写真ですね。
この写真を見て戦闘以外に何が起こっていると言えましょうか。
鳥が苦手だったのであろう前の席の女性はテンションの最低値を叩き出していましたし、鳥が苦手な方は気を付けたほうが良いかもしれません。
おわりに
という訳で今回は、龍宮クルーズが主催する青の洞窟クルーズツアーに参加してみた話でした。
天候によって左右されるのがネックですが、5000円ほどで息を飲む景色を見ることが出来るのは非常に価値がありますね。
小樽へお出かけの際は、ぜひ青の洞窟クルーズツアーに参加してみてください。
そしてカモメと戦いましょう。