枝と申します。
オススメのゲーム音楽を紹介するシリーズ、今回は即死系物理パズルゲーム『いりす症候群!』より「10時間くらい天井を見ている」です。
いりす症候群!について
まずは『いりす症候群!』について説明をしましょう。
このゲームはこちらのサイトで無料公開されているフリーゲーム。ジャンルで分けるとするならばパズルゲームですね。
プレイヤーはマウスをクリックすることによって、フィールド内に白いブロックを「射出」することができる。これによってフィールドに降る様々な形をしたブロックの軌道を変え、同じ色のブロック同士をぶつけ合わせて消滅させることが目的のゲームとなっている。これらのブロックが底まで落下すると「情実ゲージ」が減少し、このゲージが尽きるとゲームオーバーになる。
wikiより
というようにその内容は硬派なパズルゲームなんですが、その更なる魅力は非常にダウナーで暗い世界観にあります。
BGMや色遣いなんかでダウナーな世界観を表現しているのはもちろんのこと、ノベルゲームのようなバックストーリーもこのゲームには存在するんですね。これがまた考察の余地のあるような代物なんですが。。。
ゲームに関しての詳しい情報は実際みなさまにプレイして頂きたいと思います。
10時間くらい天井を見ている
それでは今回の曲について。
このゲームのBGMは公式から高音質版が配布されているのですが、まずはそこから曲の説明を引用しておきます。
ピアノ主体のダウナー。いりす症候群!のお話をもらって最初に完成した楽曲です。 実際にはこれの前に没曲があったように記憶していますが。 「タタン・・・」というモチーフをどこまでも引っ張っていく構成は割りと気に入っています。
いりす症候群!滅 - irisu syndrome! metsu - BGM高音質版ダウンロード
説明文中で「ダウナー」と表記されている通り、この曲を聴いていると非常にしんみりとした気持ちになります。それは悲しいのか、切ないのか、寂しいのか、よく分かりません。
よく分からないのですが、日常の中にあるちょっとした「心の陰り」をこの曲からは感じて仕方がないのです。それが良い。とっても良い。
あとはタイトルが秀逸ですよね。10時間くらい天井を見ている、という。この曲にはこのタイトルしかありえないような気がします。
おわりに
という訳で『いりす症候群!』より「10時間くらい天井を見ている」を紹介しました。
落ち着くような暗い曲が聞きたいという方はぜひ聞いてみてくださいね。