おすすめのゲーム音楽を紹介する。「パンツァードラグーンアゼル」

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枝と申します。

私がおすすめのゲーム音楽を紹介するシリーズ。

記念すべき第一回はセガサターンで発売されたパンツァードラグーンシリーズより「AZEL -パンツァードラグーン RPG-」を取り上げます。

AZEL -パンツァードラグーン RPG-について

まずは簡単にゲームの説明からしましょう。

このゲームはセガサターンで発売されたパンツァードラグーンシリーズの3作目。

この前にリリースされた2作品は3Dシューティングゲームだったのに対し、このアゼルだけがRPGゲームとして世に送り出されました。

このシリーズの魅力はその作りこまれた世界観にあります。

栄華を誇った文明が滅んで数千年……。かつての力を失った人類は、自らが生み出した遺伝子改造による生物兵器に脅かされながら、黄昏の時代を過ごしていた。

生物兵器のなれの果て「攻性生物」を仲間と共に狩っていたハンター、カイル・フリューゲは、攻性生物を追って迷い込んだ旧世紀の遺跡の奥で2体の空飛ぶドラゴンに出会う。2匹のドラゴンの間では激しい戦いが繰り広げられていたが、最後には黒いドラゴンの一撃が青いドラゴンに乗る者の命を奪い、戦いは終わった。

ドラゴンライダーが息絶えようとするそのとき、彼はカイルへ最期のメッセージを残す。「奴を行かせてはいけない」と。カイルは彼が残した銃を手に、主を失い悲しげに咆哮するドラゴンの背に乗った。あの黒いドラゴンを追うために。

世界を救う旅が今始まった。

引用サイト:http://ages.sega.jp/vol27/panzer.html

というのが初代パンツァードラグーンのストーリーですね。

荒廃しているけれど緑は深く。原始的だけれど技術は高く。という絶妙な世界観を見事ポリゴンで表現しきったパンツァードラグーンは、20年以上経った今も根強いファンを多く持っています。 

そしてそうした繊細な世界を壊すことなく、むしろこの世界にプレイヤーに没入させる音楽というのがまた非常に魅力的なんですよね。

おすすめの曲

アトルムドラゴン

まずは言うまでも無くこの曲、アトルムドラゴン。

アトルムドラゴンというのが主人公のライバルキャラのようなものなのですが、このアトルムドラゴンのカリスマ、力強さ、気高さを余すことなく表現しているのがこの曲です。

「どこの国の音楽」と絞り込むのも難しいのがまた良いんですよね。

戦いの予感

この曲はフィールド移動BGMです。

パンツァードラグーンアゼルにおいて冒険というのはドラゴンの背中に乗った状態で行われますので、やはりドラクエやFFとは違ったプレイ感覚なんですよね。

そうした雄大な自然の迫力、広々とした空を飛び回る飛翔感がこの曲には詰まっています。

休息

この休息という曲はキャンプで聞くことになる曲です。

夜の涼しさや寂しさ、暗さや落ち着きがひしひしと伝わってきますよね。

またこのキャンプの場面でドラゴンと触れ合うこともできるので、ゲームをプレイしていればなおさらこのBGMが心に沁みます。

Sona mi areru ec sancitu (其は聖なる御使いなりや)

盛大なコーラスから入るこの曲「其は聖なる御使いなりや」。

パンツァー語という架空の言語で歌い上げられるこの曲は、パンツァードラグーンの美しく、気高く、神聖でどこか原始的という複雑な世界観を見事に表現している素晴らしい楽曲です。

曲単体の完成度が尋常じゃないのでゲーム本編をやったことのない人でも感動すること間違いなし。

おわりに

以上がおすすめのゲーム音楽その1「パンツァードラグーンアゼル」についてでした。

リメイクや最新作の発表が常に待たれるパンツァードラグーンシリーズ。今後大きな発表があることに期待ですね。

ちなみに現在手軽に買えるOSTは「原作版」と「20周年記念アレンジ版」の2種類があります。

どちらも非常に価値のあるアルバムですので、ぜひ皆さん聞いて見てくださいね。

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