【感想】映画「バイオハザード(2026)」見た〜バイオである必要はあまり感じないB級ホラー〜

枝と申します。

映画「バイオハザード(2026)」を見てきました。結論から言うとバイオファンもバイオファン以外も反応に困る、中途半端な映画だったかなと思いました。

以下感想です。

事前情報無しで行ったのが悪手だった

まず、筆者はこの映画を極力事前情報無しで見に行っています。

・バイオハザードである事
・主人公が映画のオリジナルキャラである事
・ラクーンシティが出てくる事

これだけの情報しか持っていなかった形ですね。なので、てっきりラクーンシティで大量のゾンビに囲まれてどうにか生き残ろうとする主人公の姿、つまりレオンやクリスのようなクリーチャー寄りのエリートでは無く、一般人目線のバイオの世界が見られると思っていたんです。バイオハザードアウトブレイク的な。

バイオハザードである必要性はあったのか?

一方、実際に出てきたものは一部固有名詞を使っているだけでオリジナル要素たっぷりという、いわばバイオハザードのフランチャイズみたいな映画でした。

ゾンビ(なのかも怪しい)はめっちゃ走りますし、そもそもTウイルスという固有名詞が出てこなかったので我々の知るゾンビじゃないっぽいですし、クリーチャーも知らないのが出てきますし、「え、何それ知らん」がたくさんあったのは事実です。動きは緩慢だが物量で攻めてくるタイプのゾンビが見たかったな~と思ってしまいました。

まぁオリジナル要素はオリジナル要素で全然良いのですが、そうなってくると今度はバイオハザード要素の薄さが気になってしまいます。

納屋に救急スプレーが置いてるとか、ショットガンセルが緑の箱に入ってるとか、大量の錠前に行く手を阻まれるとか、民家→市街地→下水道→研究施設というステチェンとか、バイオあるあるはそこそこ踏襲してありましたが、逆にそれ以外のバイオハザード要素が余りなかったので、ゲームファンなら大喜び!みたいなシーンも少なかった印象です。イースターエッグ的な要素を映画の面白さとして要素の一つにするなら、もっと振り切ってくれた方が良かったかなと思います。

追記:敵クリーチャーについて

序盤から触手伸ばしまくりの敵クリーチャーですが、元ネタと思われる「ニュクス」というクリーチャーがゲーム「バイオハザード:アウトブレイク2」に登場しているそうです。

ただまぁ一般雑魚ゾンビすら触手を伸ばしてくるとなると、やはりゾンビ感は薄れてしまいますね……

B級ホラー映画として見るならアリではある

これらを踏まえて再度この映画を表現すると、もしバイオハザードの世界にレオンやクリスのようなエリートがおらず、登場人物が軒並みB級ホラー映画の知能指数に合わせたバカばっかりだったら?という映画でした。

なんでそんなことするの?というアホみたいなプレミを全員が積み重ねて堂々のクライマックスに至るというのはいかにもB級ホラー映画の王道であり、そういう目線で、そういうカテゴリの映画だと思って見ればかなりリッチな映画に見えてくるかもしれません。

・ただのデリバリーに極めて重要なアンプルを渡す医師
・金欲しさに雪山装備無しで積雪地帯へ行く主人公
・床が滑ったという理由で重要な解毒剤を作り損ねる科学者
・無言で正義感を発揮して普通に食われるネキ
・玄関で受け取れば終わってたのにノリで試験室に来客を入れる科学者

覚えているだけでもこれだけのプレミがあり、これら数々のチームワークがあってのラストシーンは感動ものです(白目)。

そのほか細かい事

・主人公はどんだけヤバい目に遭っても使命感で荷物を届けようとするので好印象。彼女が身重になったのに対して冷たく当たってしまった事に対する説明と懺悔のシーンもあるので、そこに対しては特にコメント無し。

・もりもりとゾンビが出てきてうじゃうじゃ消えていくのはワールドウォーZっぽい、高いところから大量に人が落ちてくるのはハプニングっぽい、消火剤の霧の中に人が引きずり込まれて消えていくのはミストっぽいと、他のホラー映画のオマージュは多めだったのかもしれない。

・クリーチャーデザインはもうちょっと頑張ってほしかったかも。メイン敵の肉団子君(仮称)だが、人体寄せ集め系のクリーチャーはブロムカンプの「ザイゴート」とかデモンズソウルの「虜囚玉」とか先駆者が多いので、イマイチ新鮮さ・インパクトに欠けたように思う。

・全編通してとりあえず触手伸ばすぞ~という感が否めなかった。触手に掴まれてから実際にダメージが発生するまでにはちょっと余裕あるしそんなビビらなくて良いよな、と思ってしまうのはゲームのやり過ぎかもしれないけれど。

・序盤中盤はビックリ要素かなり多め。まぁホラー映画なので最低限は諦めて受け入れてください。

・主人公は息をするようにfuckと言うが、200種類くらいの意味が内包されており日本語字幕の翻訳が凄い。

おわりに

という訳で今回は、映画「バイオハザード(2026)」の感想でした。

ゲームファンなら絶対見るべき!とまでは言えず、普段映画見ない人にお勧めできるかと言われるとそれも難しく、ある程度バイオハザード知っててB級ホラー映画を普段から見る人なら楽しめるかもという絶妙な映画だったのでは無いでしょうか。

アマプラの見放題とかに来たら見てみると良いかもしれません。

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