「何とか33」こと「Expedition 33」をクリアしたので、どこが神ゲーなのかを紹介+感想を書かせて頂きます【RPG】

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枝と申します。50時間くらい入念に回り道をしたプレイの末、なんとか33でお馴染み「Clair Obscur: Expedition 33」をクリアしました。

これがゲームオブザイヤー取らなきゃ何が取るんだというくらい面白いRPGゲームだったので、極力ネタバレ無しで魅力を伝えつつ感想を書いていこうと思います

ストーリーは重いよ!

まず、ストーリーについては結構陰惨としています

人類は遠くにあるモノリスに描かれた数字の年齢になると死んでしまうので、それを防ぐために第33遠征隊が「ペイントレス」という敵を倒しに行く、というのが大まかなあらすじ。主人公たちの町はバリアドームの中にあるのでなんとか平和ですが、一歩バリアの外に出てしまえばネヴロンという化け物がうようよ居てヤバいという進撃の巨人じみた絶望感もある設定となっております。

最初の方は「この世界ではそういう事になってるんで!」と専門用語に置いてかれる部分も無くはないですが、細かい事は気にせず進めていくと色々と理解ができるので心配はご無用です。また、ストーリー展開に洋ゲー特有の難解さはそこまでなく、普通にゲームをやったり映画を見たりする人なら問題なく理解できると思います。

ちなみにタイトルのClair Obscurは「光と影」という意味や、カタカナ英語でいう所の「キアロスクーロ」というルネサンス期における表現技法を意味しているらしく、そこからこの作品が「対比」と「芸術」をモチーフにしている事が読みとれます(ほぼクリアしてから調べて知った)。

グラフィック・マップのデザインが良いよ!

次はゲームプレイに直接関与してくる部分になりますが、各マップのデザインやエフェクトが非常に美しく、さらに全てのマップにそれぞれの特徴があるので探索に飽きが来ません。アホみたいに広いオープンワールドを用意しておきながら景色が変わらないゲームも多い昨今、オープンワールドにしなかった判断にはありがとうの一言を送りたいですね。

そんな美しい世界を回る一方、常に先代遠征隊達の死の匂いが確認できる不気味さ、不条理さもゲームに緊張感をもたらしてくれる良い要素でした。先述の通り主人公たちは第33遠征隊であり、それよりも前に多くの遠征隊がペイントレス討伐の任務で命を落としています。それら先代たちのお陰で主人公たちは冒険を進められているというのが多くの場面で示唆され、この世界の残酷さと課せられた使命の重さがフィールドで鮮烈に表現されていました。

BGMが良いよ!

神のRPGゲームたるものBGMもめちゃくちゃ良いのがマストという所ですが、Expedition 33はBGMもめちゃくちゃ良いです。ニーアオートマタを彷彿とさせるピアノとコーラスがメインで使われており、悲しさと美しさが作中を通してプレイヤーに伝わります。

その一方で、EDMじみたブリブリのベースとバキバキのキックが効いたイケてる曲も戦闘中に流れるので、非常にテンションが上がります。上記の曲はジャジーなサックスとエレピが炸裂しており、リスペクト元のペルソナ3、4辺りを彷彿とさせます。

とあるつよーいつよーいボスの曲がマジでかっこいいので、ぜひ皆さんもそこまでたどり着いてください。

RPG史上最高レベルに戦闘が面白いよ!

「Expedition 33」は人類の作ったRPGゲームの中でトップクラスに戦闘が面白いです。ペルソナ+ソウルシリーズ+スレイザスパイアと言えば何となく言いたいことは伝わるでしょうか。

まず革命的なのが、基本的に敵の攻撃は全て回避かパリィができるという点です。この技術介入要素のお陰で、多少レベルが低くともプレイスキルでゴリ押しが効きます。また、パリィという難しい事をしたらしっかりご褒美(敵への大ダメージとスキルに必要なAP)が貰えるので損した気持ちになりません。

次に面白いのが各キャラクターの持つユニークなスキルです。例えばマエルというキャラクターは攻撃・防御・名手の三つの構えがあり、それを上手く切り替えて敵へ対処します。ルネというキャラクターはスキルを使うと「ステイン」と言う属性のストックが溜まり、それらが溜まった状態でスキルを使うとさらに追加効果が発生してイイ感じになります。シエルというキャラクターは敵に「フォーテル」というトークンを付与し、特定のスキルでそれを消費し、更なる効果を発生させます。さらに、スキルにはサンチャージとムーンチャージのどちらかが設定されており、両方をストックすることでトワイライトという強化状態になります。

……文字で書くとファルシのルシがパージでコクーンですが、いざ実際にプレイするとこれらを如何に組み合わせて敵にダメージを出すかが非常に悩ましく、面白い要素となります。AP(マナ)を上手い事やりくりして次のターンで敵に大ダメージを与えてやろう!という思いはスレイザスパイアに通じるものがありますね。

そしてもう一つ核となるのが「ピクトス」というシステムです。これは簡単に言うとキャラクターに任意のパッシブスキルを付与できるものなのですが、組み合わせ次第では無法な強さを誇るハチャメチャ性能にすることができるので、レリックがめちゃくちゃ揃った時のスレイザスパイアみたいな無双感ある遊び方ができます。一部ボスには専用のピクトスを装備したほうが良かったりと戦略性もあり、かなり良いシステムだと思いました。

細かいところだと各種回復アイテムがエスト瓶方式なので、遠征隊の旗(篝火)にさえ辿り着けばアイテム管理が不要という嬉しさがありました。また、戦闘中に敵の急所を狙って銃を撃つというシステムはパンツァードラグーンアゼルを彷彿とさせる要素であり、これで悪さをすることもできるのがこのゲームの懐の深さを表していると思います。あと属性とかの感じはペルソナです。

細かい不満もなくはないよ

ここまで全てを褒めちぎって来たのですが、流石に細かい不満はいくつかありました

まずメインメニューのUIが微妙です。折角のゲームの最高システムであるピクトスの装備変更が微妙にやりにくく、フィルター機能なども痒い所に手が届きません。また、ボタンを押し間違えるとキャラクターがしれっとパーティーから外れて一人で出撃!とかが起こったので、どのキャラクターがパーティーかはもう少し分かりやすい方が良いなと思いました。

次に、マップにマーカーの設置ができません。このゲームは各マップ内に強いボスが居たり、商人が居たりするので後で来るよマーカーとかが欲しいのですが、ゲーム内にその機能がありませんでした。いちいちメモするのも面倒なので、多分倒し損ねたボスとかもいるんだろうなぁ……と思いながらゲームを進めざるを得なかったですね。

最後、ACT3から敵のレベルカーブが凄いことになっていたので、導線がやや不明瞭だったのは不親切と言えるかもしれません。自分はエンディングを見る為のラスボス前に世界を徘徊し過ぎて裏ボスとかも全部粉砕してしまったので、ストーリーをサッと遊んでから裏ボスとか行きたい人は強くなり過ぎに注意した方が良いですね。

おわりに

という訳で今回は、「Clair Obscur: Expedition 33」の魅力や感想についてでした。

なんか知らんゲームだしなぁと尻込みしている人は今すぐ買って遊んでみてください。アホみたいに面白いので。戦闘が面白過ぎてバーサーカーみたいになるので。

ネタバレ(隠しボスとか強いビルドとかについて)

私はほぼ全編マエル・ルネ・シエルでクリアしました。ACT3以降はマエルゲーにしておくのが楽に強いと思います。

・マエル
メダルウムを装備してバーニングキャンパス→スウィフト・ストライド→バーニングキャンパスのループで敵を燃やし、グラディエントチャージが溜まったら名手の構えで抹消をぶっぱする。百万~数千万のダメージが出て敵は消える。

・ルネ
エナジャイズスタートを装備して開幕タイフーン。エナジャイズヒーリング・プロテクトヒール・パワフルヒール・剛力に加速あたりのピクトスを組み合わせると、毎ターン敵全体にダメージ+味方に全バフ付与+AP付与という神のキャラクターになれる。潤沢に溜まったAPはヘルに使い、火傷スタックを加速させてマエルのバーニングキャンパスを強化しましょう。

・シエル
与ダメージを2倍にするフォーチュンフューリーが使えるので偉い。普通に単体火力も高いので、オールセット・グリムハーベスト・フォーチュンフューリー辺りで補助の立ち回りをしつつ、手が空いたらフォーテル全消費で火力を出すと良い。

ルノワールの下書きに居るシモンは、1戦目→2戦目の第一形態+第二形態と3フェーズ存在している。マエルはメダルウムでバーニングキャンパス→スウィフト・フューリーを繰り返して火傷スタックを増やす。で、グラディエントチャージが貯まったらシエルのフォーチュン・フューリーを使ったマエルで、刻印を付与したシモンに抹消をぶっぱする。2戦目は体力が1/3以下になると第三形態になって全体即死攻撃を撃って来るので、体力をいい感じに調整して削りきりの抹消をぶっぱできるとナイス。

ヴェルソで火傷付与しまくってフェイントを付けたマエルのバーニングキャンパス+フォーチュンフューリーでアホみたいな火力を出す、というのもあるみたいです。かしこいね。

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