「からくりサーカス」全部見た~やたら正義感の強い拳法にぃが全てを破壊する~【感想】

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枝と申します。

アニメ「からくりサーカス」を全話見ました。以下感想です。

おもろい!

極めてシンプルな感想、からサー面白いです

弱気な少年勝の成長物語としても、ひょんなことから大事件に巻き込まれた鳴海の壮絶な人生録としても、心を失った少女しろがねの恋物語としても、フェイスレスの壮大な兄弟喧嘩としても、どの主要キャラからどう作品を解釈しても面白いです。

また、主人公を支えるサブキャラもギイ先生、アシハナ、最古の三人レ・キャトル・ピオネール(いい話があるのは3人なので)と粒ぞろいで、それぞれが己の生き方を貫き通すので「自分の役割を果たすことが美しい人生である」という作品全体の哲学、人間賛歌のような物を感じました

あいつ結局なんやったん?みたいにキャラクターが雑に退場することも無かったように思います。敵側はさておき。

豪華声優による豪華なキャスティング

声優陣が大御所だらけでサイコーでした。

鳴海の声を最初聞いた時は歳行き過ぎでは?と思いましたが、作品が進むにつれて「小山力也やな……」となったので良かったと思います。しろがねは林原めぐみに寄せた誰かかと思いましたが、めちゃくちゃ林原めぐみ本人で参りました。現役なのマジで凄いです。

アシハナの桜井さんは裏切りそうさがちょうど良かったですし、コロンビーヌの悠木碧はめちょめちょ良かったです。グランベルムぶりに「これやってるの誰!?(ED視聴)悠木碧やん!!(衝撃)」になりました。フェイスレスも古川登志夫以外にあの落差は出せないかもです。

主人公サイド、敵サイド双方にガラッとキャラの雰囲気の変わるシーンがあったので、そういう意味でもそれぞれのキャスティングが光る瞬間は多かったのかな~と思いますね。

やや駆け足

漫画全43巻をアニメ36話でやる関係で、どうしても部分部分が速足のようには感じました

6話まではおもしれ~~~!!!って感じで良かったんですが、その後仲町サーカスの目の前に鳴海・ギイ先生の乗った飛行機が落ちてくるシーンは「これホンマに?」という疑問を抱かずにいられません。また、勝がおじいちゃんから過去を聞くシーンも、フランシーヌとアンジェリーナが短いスパンで出てくるので少し混乱しました(これは読解力の問題かもしれませんが)。

アニメを見たら漫画で全てを読みたくなるタイプの作品ですね、多分。

おわりに

という訳でアニメ「からくりサーカス」を全て見た感想でした

残念ながら魔王鳴海は出てきませんでしたし、超悪魔デモンラッシュにも突入しませんでした。それは漫画でのお楽しみに取っておきます。

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