枝と申します。
コロニー生活を豊かに、安全に送るためには、敵の侵攻に対する防衛施設を整備するのが非常に重要ですよね。言わずもがな、木製スパイクトラップを設置しまくる戦法は(ぶっちゃけ)最後まで非常に強いのですが、折角ならゲームにご用意されている防衛設備のタレットを上手く使いたいというのが人情なのでは無いでしょうか。
という訳で今回は、リムワールドに登場する各種タレットについて個人的な見解を交えて解説していきます。
目次
リムワールドにおけるタレット
リムワールドにおけるタレットの特徴について、ざっくりとした概論をお話していきます。
まず、タレット各種を動かすには電力が必要です。発電施設を用意し、そこから電力線を伸ばすなどしましょう。
次に、タレットは囮としても使うことができます。基本的に敵はタレットをめがけて殴り掛かってきてくれるので、入植者をタレットの奥に配備することで、人間へのダメージを減らすことが可能です。
一方で、タレットは一定のダメージを受けると爆発することがあり、その際はタレットを中心に7x7マスの爆発が起きます。岩の壁も一撃で破損する大きなダメージなので、タレットが隣り合っていると連鎖で爆発が起きることも。極力3マス以上は離して設置するのが好ましいですね。
最後に、各種タレットには「銃身耐久力」(ウランスラグタレットは「ウランスラグ弾」)が設定されており、発射回数に基づいてこの数値が減っていきます。銃身耐久力と言うと分かりにくいですが「あと何回なら撃てますよ」という残弾数と言えば分かりやすいでしょうか。
この耐久力の回復にはスチールやウランなど、対応したアイテムを必要とします。
タレット
それでは早速各種タレットの説明に入りましょう。
まずは通常のタレットです。これを置いておくだけで遠方から走って来る敵の体力を削ることができるので、味方が射線を通す場所の近くにぜひ置いておきたいですね。射程は29。軍用ライフルは31なので、ギリギリのアウトレンジから撃たれることもあります。
射撃後のクールダウンには約5秒かかるので、敵になだれ込まれると対処しきれないこともしばしば。銃身耐久力の回復にかかるコストはスチールが7個と、維持に必要なコストは低いですね。
ちなみにこのタレット、素材を選んで建設することができまして、最高級の素材であるプラスチール製タレットにもなると、通常のスチールタレットの3倍近い耐久力を誇ります。耐久力以外の性能は変わらないですが、前線に置くなら思い切って良い素材の物を作るのも悪くないでしょう。
例としてプラスチールでタレットを作る場合は
・プラスチール×30
・スチール×70
・コンポーネント×3
が必要となります。ウラン製のタレットを作るならプラスチールがウランに置き換わります。
オートキャノンタレット
オートキャノンタレットは通常のタレットよりも射程が長く、クールダウンが短いタレットです。一方で近距離の敵には発砲する事すらできないので、遠くに敵を退けておくかが重要になるでしょう。
通常のタレットとの違いを見てみると、ダメージやアーマー貫通力、発射弾数や命中精度など、総合的な性能は全て向上しています。
一方で最大射程は33と軍用ライフル+α程度で、メカノイドのパイクマンや狙撃銃を持った遠距離の敵には対処が難しいという欠点もあります。また、再配置が不可能であることや製造のコスト、再装填のコストが高い点もデメリットです(再装填にはスチールが84個必要)。
絶対防衛最強ラインを作るのであれば設置しても良いと思います。かっこいいし。
タレット VS オートキャノンタレット
ちなみに、発射される回数で言うと
・タレット=耐久力60発÷1回あたり2発=30回の射撃が可能
・オートキャノンタレット=耐久力90発÷1回あたり3発=30回の射撃が可能
といった感じで、どちらにも変わりはありません。
タレットは30回撃ちきってスチール7個、オートキャノンタレットは30回撃ちきるとスチールが84個必要となりますので、コスト面ではタレットの圧勝ですね。また、クールタイムの差については、1秒少しあれば敵は既に詰めてきてしまっているので、結果的にあんまり変わらなかったりもします。
結論から言うと、オートキャノンタレットを置くよりも、タレットをいくつか置く方が強いのではないかというのが筆者の結論です。
ウランスラグタレット
先ほどのオートキャノンタレット以上の長射程を誇るタレットがウランスラグタレットです。
通常のタレットのAP(敵防具の無視率)が18%、オートキャノンタレットのAPが40%、そしてこのウランスラグタレットはなんと80%ものAPを持っており、機械化された敵や重装備の敵にも安定してダメージを与えることが出来ます。
射程は驚異の46。パイクマンの射程45に唯一勝る設備なので、1基でも防衛ラインにあると安心です。
迫撃砲
迫撃砲はマップの端から端まで届く攻撃が可能なタレットです。電気は必要としませんが、操作する入植者が必要です。命中率は非常に低いですが、一応射撃のレベルが命中率に影響を与えるので、極力射撃スキルの高い入植者に操作させましょう。
20回の発射を終えると、「強化バレル」による修理が必要です。これは作成が不可能なので、定期的にキャラバンから購入しておくようにしましょう。
弾を運ぶのに時間がかかるので、迫撃砲の近くに備蓄ゾーンを作り、そこに弾を置いておくと便利です。
広範囲ロケットランチャー
広範囲ロケットランチャーは、操作すると範囲内にミサイルの雨を発射します。発射までのラグが少なく、大人数に対して効果を発揮します。が、命中精度が低いので近くにあるものにもミサイルがぶつかったりもします。
大人数で攻めてくる敵に使えれば非常に気持ち良い事は間違いありませんが、意外と射程が短いので使いどころはよく考える必要があるでしょう。
タレットのメリット、デメリット
このゲームには、総資産が増えれば増えるほど敵が強くなるという一つのルールが設定されています。物は貯めない方が良く、建築物は余り建てず、極力質素に暮らすのが良しとされている訳です。そんなルールの中だと、タレットはいたずらに資産価値を増やしかねない要素なんですよね。
とはいえ、維持コストの準備や配線の整備さえしっかりできれば、人員を割かなくとも防衛が可能になるのは非常に大きな魅力です。
そんな中での結論と致しましては、敵の襲撃の規模に合わせて調整するのが良いと思われます。入植者だけで対応できるならそれに越したことはありませんし、毎回入植者を動かすのが面倒!という方はガンガン導入するのが良いでしょう。
ちなみに筆者はいっぱいあったほうがカッコいいと思うので、そこそこのタレットを配備しています。
おわりに
という訳で今回は、リムワールドに登場する各種タレットについて個人的な見解を交えて解説していきました。
タレット・ウランスラグタレット・迫撃砲の3本立てが我が家のトレンドです。